橋下徹大阪市長の従軍慰安婦や米軍の風俗利用に関する発言が多くの議論を巻き起こしている。大半が批判的な内容だが、堀江貴文氏は意外なことを考えているようだ。『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブンVol.20号』より一部抜粋する。
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こんにちわ。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。今週はこの話題について御大が思うところがあるようです。
日本維新の会共同代表の橋下徹さんが「規律維持に慰安婦は必要だった」と発言。さらには米軍に風俗活用を勧めるなど、とにかく世間を騒がせまくっていますね。参院選を控えるこのタイミングでなぜ……とにかく今は橋下さんを批判する声が多いように思いますが、御大は少し違った見方をしているようです。
「維新の会が安倍自民党の躍進によって埋没している政治的状況が、この自爆覚悟の炎上&さらなる燃料投下によって再び注目される事態を引き起こしている。今回の件で彼を批判している層は元々支持者ではない人たちであり、この発言があったからといって嫌悪している特に女性層が、維新の会に投票しなくなると私は思わない。そういう意味では今回の問題は維新の会にとってはプラスだったような気がするね」
むしろ、もともとの支持者の中からは橋下さんに「よく言った!」という声も出ているのかもしれませんね。こうしたバッシングも織り込み済みの戦略だったのなら脱帽ですが、果たしてどうなんでしょうか。
「私もタブーなことにどんどん触れて行くタイプだからな……。いくら批判されても論破して辞めなきゃいい」
発言の内容は置いておいて、橋下さんに政治家として頑張ってほしい人は多いと思います。今後の展開が気になりますが、今はまだ「橋下さん頑張ってください!」という感じです。