男親にとって娘は特別な存在。他の男には指一本触れさせたくない!なんて思う人も多いだろうが、度が過ぎるとそれはそれで問題だ。京都府に住む女性Kさん(41才)の夫(48才)は、まさにそんな困りもの。Kさんが、夫の娘に対する過剰な愛情を告白する。
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夫の娘に対する教育は「お父さん以外の、世界中の男は全員、悪者」と、これだけ。娘をベビーカーに乗せているときから前から歩いてきた小さな男の子にメンチ切って泣かせたりして、もう猫かわいがりなんてもんじゃない。
娘も小さいころはよく「私はお父さんと結婚する」と言っては、夫を喜ばせていたんだけどさ。そんな娘ももう高校生。この前の休日に彼氏を初めて家に連れてきたんだけど、その時の夫の恐ろしかったこと。
娘の部屋にお菓子と紅茶を持って行こうとすると、夫ったら娘の部屋のドアに耳をピタッとくっつけている。
「なにやってるの!」と小声で言うと「オレが運ぶ」って私の手からお菓子をひったくって部屋に入っていって、なんと彼氏が帰るまで2時間、出てこなかったのよ。
「いや~、盛り上がったな、ゲーム」と、デートの邪魔した夫は上機嫌だったけど、娘は「お父さん、最低!」と怒り爆発よ。
※女性セブン2013年6月13日号