人生で最大の買い物である住宅。安倍政権が推し進める経済政策「アベノミクス」で景気が変わろうとしている今、その選択・決定は重大だ。住宅は購入と賃貸、一体どっちがお得か。
ファイナンシャルプランナー・藤川太さんが指摘する。
「住宅を買ってローンを返済するケースと、賃貸し続けるケースを比較すると、トータルの出費はあまり変わりません。ただ、住宅は資産でもあるので、インフレで物価が上がるようなときは購入するのがいい。
なぜなら、家の資産価値も上がっていくと考えられるからです。逆に、デフレのときは賃貸というのがひとつの答え。不動産は小さなバブルを繰り返しているので、買うならタイミングを誤らないことが大事です」
日本経済が長く続いたデフレからインフレへと切り替わろうとしている今は、その潮目といえる。
※女性セブン2013年6月13日号