現在発売中の「ドリームジャンボ」は1等1億円が161本も当たる(23ユニットの場合)。1等の当せん番号が7通りもあるのでドキドキも7倍! さらに同時発売の「ドリーム10(TEN)」は1等10万円が4万本(4ユニットの場合)! 両方を組み合わせて買えば、1等の夢は大きくふくらむ(発売は6月7日まで)。 宝くじファンは宝くじをどんなふうに楽しんでいるのだろうか?
都内の某有名販売店で買ったばかりの人に話を聞いた。
「買い物ついでに買いに行きますが、いつもお気に入りのシャツを着ています」という女性(50代)は、過去10万円を2回当せんというツワモノ。この日もバラ10枚、連番10枚を購入。何ごとも身だしなみが大事ということか。
連番で20枚買った30代の女性は、「昨日仕事でちょっとやらかしちゃったもんで。落ち込んだ翌日に宝くじを買うことが多いです。彼とケンカした次の日とか(笑い)いい気分転換になるんですよ」と語る。窓口でえり好みはいっさいしないそう。「こういうときは運を天に任せたほうがいいでしょ」と割り切っている。
気が向いたときだけ購入するという30代の女性は、「その時お財布に入っているお金を全部注ぎ込みます」という江戸っ子風。「運だめしですね。もちろん生活費は残してですよ(笑い)」。
宝くじ購入歴30年の60代女性はバラ一筋で、ドリームジャンボは30枚購入。
「当せん番号は、近所に住む孫に新聞で確かめてもらっています。犬を飼いたがっているので、“当たったらワンちゃん買おうね”と言って。一生懸命、調べてくれますよ」
ジャンボの季節が来るたびに孫の成長が見られるというから微笑ましい。
オシャレだったり気分転換だったり運だめしだったり。宝くじの楽しみは、夢を買うことだけではなさそうだ。
購入日の服装に気を配る人は多い。千葉県の宝くじ購入歴20年以上のY子さん(50代)は、ある雑誌で「今回のラッキーカラーはグリーン」と読み、さっそく緑の帽子、シャツ、靴下、靴まで買い揃えた。恥ずかしいのをこらえて電車に乗り、有名な宝くじ売り場まで買いに行ったが報われず。しかしそろそろ当たるころよね、と夢をあきらめず今回も20枚バラで購入!
※女性セブン2013年6月13日号