貯金が2000万円以上あれば老後はひとまず安心。問題は、そんなお金がない人。おそらく、かなりの割合の人がそうなのでは? 早くから危機感をもって行動した56才主婦のSさんに話を聞きました。
Sさんの仕事は電話で話し相手になるだけの歩合制在宅ワーク。時給は840円(10分140円で計算)で、勤務時間は1日3時間(週3回)で月収は約1万円。他のパートと合計すると16万円の収入がある。
5年前からコールセンターでフルタイムパートをしているそのさんは、1年前に日本ライトカウンセリング協会のライトカウンセラーの資格を取得。電話話し相手サービス「聞き上手倶楽部」のカウンセラーとして働いている。
「定年後はこちらの仕事をメインにする予定。今から技術を磨き、お客さんに安心してお話ししていただきたいです」電話で話した時間10分140円の歩合制だが、電話がかかってくるまでの待機の時間もあるため、週3回の在宅勤務で月収は1万円ほど。ライトカウンセラーの資格は2~3か月ほどの受講で取得でき、費用は18万円だという。
※女性セブン2013年6月20日号