「いやぁ、本当にショックですね。怒りというより、ただ残念な気持ちでいっぱいです…」──ビッグダディ・林下清志さん(48才)は、そう言って深いため息をついた。
彼を困惑させているのは、5月31日に発売された『フライデー』の<美奈子さん独占インタビュー『盛岡同居? ありえません』>という記事。同誌はこの記事で、名指しで本誌に反論したのだった。
矛先は、女性セブン6月6日号の<ビッグダディと再会!で美奈子さん『盛岡再同居』へ>という記事。5月16日の、清志さんと前妻・美奈子さん(30才)の宮崎での再会に女性セブンが同行し、その詳細を報じた特集だ。
この再会で、お互いの近況を確認し合ったふたりから、
「早い段階で、美奈は盛岡に来てもいいんじゃないか」(清志さん)
「子供のことを思うなら、やっぱり一緒にいた方がいいのかもって思う」(美奈子さん)
と、復縁話まで飛び出した。そして再会から3日後の5月19日、盛岡に戻った清志さんに、美奈子さんから「明日、小豆島に行くんだけど、そのまま盛岡に行きたい。そして盛岡で一緒に暮らしたい」と電話が入り、彼女は車で宮崎を出発したのだった。
そんな一部始終を忠実に報じたのだが、美奈子さんは前出の『フライデー』のインタビューで<あたしはひと言も『盛岡に行く』なんて言っていない>と猛反論。これについて、清志さんは首を傾げてこう話す。
「“言ってない”なんて言われても、俺は美奈から直接そう聞いてますからね…。話があまりに急だったから“荷物や引っ越し手続きのこともあるから”と美奈を諭し、一旦は宮崎に戻らせました。それからすぐに俺は、マンションや子供たちの学校の手配を進めていたんです」
清志さんによれば、美奈子さんの態度が一変したのは5月23日のこと。突然、盛岡ではなく、彼女の弟が暮らしている千葉に引っ越すと伝えてきたというのだ。
「電話で急にそんなことを言い出すんで、驚きました。俺になんの相談もなく、しかも俺の友人に引っ越しの手伝いまで頼んでいたんですから…。“突然何言い出すんだ”って言ったんだけど、“もう、決めたから”って…」(清志さん)
もちろん、この引っ越しに、清志さんは猛反対した。いくら場所を変えようとも、美奈子さんと子供たちだけの生活では結局、その家庭環境は何も変わらないのではないか、という思いがあったからだ。
「これまでの美奈は、あまり率先して家のことをやるタイプではなかったので…“今はちゃんと自分でやってる”って言うけど、やっぱり俺としては近くで見ていないから、その辺りは心配なんですよ。それに、関東に近づけば近づくほど、周囲の干渉も激しくなる…。それでは美奈も子供たちも不幸になるだけです。せめて子供たちだけでも、俺が引き取ったほうがいいんじゃないか…。そう考えてしまうんです」(清志さん)
清志さんは、そんな気持ちを改めて美奈子さんにも伝え、再考を促したというが、美奈子さんは、「子供たちをダンスや芸能スクールに通わせたい。そのためには、東京に近いほうがいい」と言って、押し切ってしまったという。
※女性セブン2013年6月20日号