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元CAの婚活極意「結婚するならスーツをサイズ直しする男性」

元国際線CAの松尾知枝さんが伝授!婚活極意

 婚活中アラサー女性記者が合コンの達人に弟子入り! 今回門を叩いたのは、これまで500回以上の合コンで、3000人以上の男女を分析してきた元CAで合コンアナリスト松尾知枝さん(33才)。かわいく女性らしい外見からは想像もつかない鋭い眼力の持ち主で、5分話せば相手がどんな人が見抜くとか。私生活では昨年10月に結婚したばかり。その幸せに続きたい…との願いを込めて、どんな男性を結婚相手として選べば幸せになれるのか? ズバリ聞いてきた。

――失敗続きで自分の見る目に自信がなくて…。どういう男性が“結婚向き”なんでしょうか?

松尾:まずNGから言いますと、表情が冷静すぎる男性や、自分を出さずに周りの人のことをネタにする男性。こういう人は、警戒心が強くて結婚しても夫婦関係がぎくしゃくしてしまいます。逆にいいのは“尻に敷かれてる顔”の人です。こういう顔の人は、色気はないんだけれども、女性を立ててくれて、決断力はあるけど女性に決めさせてくれるおおらかな男性ですよ。

――え~、私の周りにはいないかも…。ほかにはどういう男性がいいですか?

松尾:内面を見極めるには、その人が話している言葉と表情との“違和感”で判断します。例えば、ほめ言葉を言われたとして、表情にも気持ちが表れているかどうか。違和感があれば、その発言を疑ったほうがいいですね。

――将来、成功する男性ってどういうタイプでしょうか?

松尾:大ボラを吹くタイプですね。例えばソフトバンクの孫正義社長は、まだ会社が小さいうちから、みかん箱の上に乗って社員たちの前で大きな目標を掲げていたそうですよ。そういう男性って退路を断って自分を追い込むから本当にそうなるんです。ただ、大ボラといっても、「いつか」「そのうち」が口癖のハッタリ男には注意が必要です。

――ハッタリ男は会ったことあります…(苦笑)。では、外見的な特徴で“デキる男性”を判断できたりしますか?

松尾:まずは目力があるかどうかですね。次に肌ツヤです。男性は化粧をしていない分、その人がビジネスで今のっているかどうかは、肌ツヤにリアルに出てしまうんです。さらに、この人絶好調だけど、人間性はどうかなというところは口角の上がり下がりを見ていく。男女関係なく、口角が下がり気味だと不平不満が多いタイプ。目力と肌ツヤで男の生命力を見て、口元で人間性や人格を見るわけです。

――なるほど、顔を見るポイントはイケメンかどうかじゃないんですね~。顔以外にどこを見たらいいんでしょう?

松尾:スーツが体のサイズに合っているかを見ます。仕事ができて、服装にも気を配れてサイズ直しをできる人は、全体を俯瞰する能力があって伸びていく人だと思います。ただ、すべて完璧で隙がない人よりも、サイズの合ったスーツを着ているけれど靴下が…とか、1点だけ惜しいところのある人が結婚相手には向いていると思います。完璧な人は、デートは楽しいけれど、自分の世界ができすぎていて人に合わせられないので結婚には踏み切れない。結婚してみて思ったんですけど、完璧な男性よりも、今後伸びていくポテンシャルのある人を見つけて育てていくほうがうまくいくと思います。

【松尾知枝(まつお・ちえ)】
1980年3月18日生まれ。東京都出身。合コン総研アナリスト。JAL国際線CAとして5年乗務。現在はタレント、コラムニストとして、テレビ、雑誌などで活躍。CA時代から通算500回以上の合コンに参加し、その分析結果を独自の視点で発信し続けている。著書に『1時間の食事で男の器量は透けて見える』(宝島社)など。

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