ビジネス

与沢翼氏 「大体買ったので欲しい物ない」「日本を代表したい」

“ネオヒルズ族”の与沢翼氏

 六本木ヒルズがオープンから10年を迎えた。かつて「ヒルズ族」といえば、六本木ヒルズに本社を置く企業の代表者たちのことを言った。そして今、「ネオヒルズ族」と呼ばれる新興勢力が台頭している。そのネオヒルズ族の代表格与沢翼氏が、いまの六本木ヒルズについて語った。

 * * *
 六本木は僕を受け入れてくれる街なんですよ。初めていくキャバクラやクラブでも最初からVIP待遇してくれますから。

 成功すると女性の眼は変わりますね。彼女たちはお金に加えて知名度のある男に寄ってきます。お金だけじゃダメ。

 最近はテレビ局の人に誘われることが増えました。僕が会計を全部持つからですかね。

 昨日は7人で飲みに行って、一晩で86万円くらい使いました。100万まではいいかァと思う。4軒ぐらいハシゴして、朝から仕事なんてしょっちゅう。

 キャバクラは大体行きつくして、最近のお気に入りは足湯がついている焼肉屋とか金粉が振ってくるカラオケとかですかね。

 26歳の時にミッドタウンに住んでから5年。当時はヒルズかミッドタウンじゃないと家じゃないって感覚でした。

 僕が六本木を選ぶ理由はただ一つ。ここが、若くてエネルギッシュなヒトが集まる街だから。その分、胡散くさいヒトも多いですけど(笑)。

 会社も六本木だし六本木中心に住まいは5軒。ちなみにミッドタウンのマンションの家賃は250万円で家賃総額は800万以上。車が好きなので7000万円のロールスロイスと4000万円のフェラーリ、3500万円のベントレーを購入し、専属運転手は4人います。大体買ってしまったので欲しいモノはありません。

 よく比較されるのが堀江(貴文)さんを中心とした“元祖ヒルズ族”の方々。でも、やっていることもスキームも異なります。今の地盤をベースにITの全域に挑戦して、日本を代表したいですね。

●与沢翼(よざわ・つばさ):1982年生まれ。株式会社フリーエージェントスタイル会長。高校中退後、30種以上の職種を経験した後、大検取得、早稲田大学卒業。アパレル会社設立倒産を経験し、2011年、10万円の元手で、一人でアフィリエイト(成功報酬型広告)事業をはじめて大成功、自身の成功体験をDVDや講座として販売する情報商材ビジネスでも大成功し、“ネオヒルズ族”の象徴となる。

撮影■渡辺利博

※週刊ポスト2013年6月21日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

電撃引退を発表した西内まりや(時事通信)
電撃引退の西内まりや、直前の「地上波復帰CMオファー」も断っていた…「身内のトラブル」で身を引いた「強烈な覚悟」
NEWSポストセブン
悠仁さまの大学進学で複雑な心境の紀子さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、大学進学で変化する“親子の距離” 秋篠宮ご夫妻は筑波大学入学式を欠席、「9月の成年式を節目に子離れしなくては…」紀子さまは複雑な心境か
女性セブン
ニューヨークのエンパイヤ・ステイトビルの土産店で購入したゴリラのぬいぐるみ「ゴンちゃん」は、公演旅行に必ず連れて行く相棒
【密着インタビュー】仲代達矢・92歳、異色の反戦劇を再々演「これが引退の芝居だと思ってもいないし、思いたくもないんです」 役者一筋73年の思い
週刊ポスト
現在は5人がそれぞれの道を歩んでいる(撮影/小澤正朗)
《再集結で再注目》CHA-CHAが男性アイドル史に残した“もうひとつの伝説”「お笑いができるアイドル」の先駆者だった
NEWSポストセブン
『THE SECOND』総合演出の日置祐貴氏(撮影/山口京和)
【漫才賞レースTHE SECOND】第3回大会はフジテレビ問題の逆境で「開催中止の可能性もゼロではないと思っていた」 番組の総合演出が語る苦悩と番組への思い
NEWSポストセブン
この日は友人とワインバルを訪れていた
《同棲愛を本人直撃》TBS報道の顔・山本恵里伽アナが笑顔で明かした“真剣交際”と“結婚への考え”「私なんかと、貴重な時間をずっと共有してくれている人」
NEWSポストセブン
永野芽郁の不倫騒動の行方は…
《『キャスター』打ち上げ、永野芽郁が参加》写真と動画撮影NGの厳戒態勢 田中圭との不倫騒動のなかで“決め込んだ覚悟”見せる
NEWSポストセブン
電撃の芸能界引退を発表した西内まりや(時事通信)
《西内まりやが電撃引退》身内にトラブルが発覚…モデルを務める姉のSNSに“不穏な異変”「一緒に映っている写真が…」
NEWSポストセブン
山本アナは2016年にTBSに入局。現在は『報道特集』のメインキャスターを務める(TBSホームページより)
《TBS夜の顔・山本恵里伽アナが真剣交際》同棲パートナーは“料理人経験あり”の広報マン「とても大切な存在です」「家事全般、分担しながらやっています」
NEWSポストセブン
入院された上皇さまの付き添いをする美智子さま(2024年3月、長野県軽井沢町。撮影/JMPA)
美智子さま、入院された上皇さまのために連日300分近い長時間の付き添い 並大抵ではない“支える”という一念、雅子さまへと受け継がれる“一途な愛”
女性セブン
交際が伝えられていた元乃木坂46・白石麻衣(32)とtimelesz・菊池風磨(30)
《“結婚は5年封印”受け入れる献身》白石麻衣、菊池風磨の自宅マンションに「黒ずくめ変装」の通い愛、「子供好き」な本人が胸に秘めた思い
NEWSポストセブン
母の日に家族写真を公開した大谷翔平(写真/共同通信社)
《長女誕生から1か月》大谷翔平夫人・真美子さん、“伝説の家政婦”タサン志麻さんの食事・育児メソッドに傾倒 長女のお披露目は夏のオールスターゲームか 
女性セブン