薄口政治評論家としてバラエティー番組で活躍中の杉村太蔵・元衆議院議員(33才)が、女性セブン読者のお悩みに回答。今回は、ネットで悪口を言われてもへこたれない方法を教えます。
【読者のお悩み】
友人がママ友から悪口を言われているようです。「そんなこと気にすることないよ」とは言ってみるものの、すごく気にしている様子で。太蔵さんはネットで叩かれることもあると思いますが、へこんだりすることはないのですか? 気にしないために良い方法があれば彼女に教えてあげたいです。(40才・会社員)
【杉村太蔵のアドバイス】
私の場合、インターネットの書き込みは9割以上、悪口ですからね(笑い)。悪口を言ってくれるぐらい自分を見てくれているというのもありがたいと思うので、それをいちいち気にしていたら商売が成り立たない。私にとっては悪評=世間の注目が集まっている証拠ですから。ただ、それも自分のことをよく知らない人から言われている悪口なので、気にしないでいられるのだと思います。
私だって顔見知りの人から悪口を言われていると知ったらへこみますからね。
ネットというのは匿名ゆえに暴走しがちなんです。書き込んだ人間からすると「どうせ誰も見ていないから」と大きな気持ちになっていろいろと書き込んでしまう。そこをあえて「私は見ていますよ」と言ってみる方法はいかがでしょうか。
例えば「この間ネットで書かれていた件ですが、私、何か悪いことをしました? 気分を害されたなら改めます」と低姿勢に出てみる。常識のある人間ならそこで思いとどまるはずです。
それでも改善されない場合には、ネットでの誹謗中傷に対する対策相談を行っている団体も数多くありますし、そこに相談してもいいでしょうし、弁護士の無料相談を活用する手もあると友人に教えてあげてはいかがでしょうか。
※女性セブン2013年6月20日号