よもや安倍政権の「少子化」対策を実践するためではあるまいが、自民党の1年生議員である安倍チルドレンの間に、「カップル誕生」の噂が流れている。
その話題の的が、「美人すぎる国会議員」と評判の元ミス日本の金子恵美・衆議院議員(35)。本誌では「血のバレンタイン事件」(※注)で有名だ。彼女のお相手と噂されるのは、同じ1年生議員の宮崎謙介・衆議院議員(32)で、こちらは188cmの長身を誇り、学生時代にボート部で鍛えた屈強な体格とシャープな輪郭が特徴のイケメンである。
この美男美女の2人について最近、自民党関係者の間で「交際しているのは周知の事実」「赤坂の議員宿舎から仲良く出勤する風景がたびたび目撃されている」などの噂が飛び交い、「近々結婚!」との“怪情報”まで聞こえてくるほど。
だが、それを単なる噂で済ませられないのは、2人の親密すぎる様子が記録に残されているからだ。自民党がネット配信する番組「まるナマ新人議員」の2月27日放送では、宮崎議員が司会、金子議員がゲストの形で共演が実現。このときのやり取りがすごい。
宮崎「金子さん、今日は何月何日でしたっけ?」
金子「2月27日です」
宮崎「何の日ですか?」
金子「よくぞいった! (私の)誕生日です!」
宮崎「おめでとうございます!」
と、唐突に金子議員の誕生日を祝ったかと思えば、
宮崎「好きなタイプは?」
金子「フフフ。本当に意味わかんない。好きなタイプは、うーん、(顎の輪郭を指して)このラインがすっきりしている人が好きです」
宮崎「ん? 何? このラインって?(動揺して)もうやめましょう、この話は!」
と、宮崎議員は自分のことをいわれたと思ったのか、完全に浮かれモードなのだ。あまりの興奮ぶりに番組スタッフが宮崎議員を「意識しすぎだな!」と冷やかす場面も。
さらに5月28日の放送では、金子議員が司会をする番組に宮崎議員が乱入。金子議員のコップの水を飲み干すパフォーマンスで、視聴者から「間接キスだ」と指摘されていた。
果たして2人は付き合っているのか。
帰宅中の宮崎議員に直撃すると、「噂は僕にとっては面白い話ですけど、彼女は怒るんじゃないかなぁ」と、まんざらでもない様子。翌朝、記者が金子議員を待つために議員宿舎の前に立っていると、わずか5秒ほどの時間差で2人が出てくるではないか! 「たまたまです。エレベーターも一緒じゃなかったし」と釈明する金子議員。
「結婚どころか付き合ってるなんて、全然ないです。派閥も出身大学も一緒なんで仲が良いだけです。すっきりした輪郭がタイプというのは、元々の持論です。まだ独身だから噂が立っちゃうのかなぁ。彼氏はいませんよ」
金子議員もまんざらでなさそうだが、どうする宮崎議員!
【※注】今年のバレンタインデーに、民主党の同姓同名・金子恵美議員(ただし、読みは自民の金子議員が「めぐみ」、民主の金子議員は「えみ」)の事務所に送られたチョコレートが手違いで自民の金子事務所に届き、自民・金子議員とスタッフらが食べてしまったことに民主の金子事務所が猛抗議した事件。本誌6月7日号で報じた。
※週刊ポスト2013年6月21日号