6月6日、元サッカー日本代表MFの奥大介容疑者(37才)が、妻の女優・佐伯日菜子(36才)を「今からお前を殺しに行く!」などと脅したとして、脅迫容疑で逮捕された。
2002年に結婚し、2人の娘を授かったふたり。幸せな生活は長くは続かなかった。2004年2月、奥容疑者は日本代表選手として合宿中、他の代表選手とキャバクラに行っていたことが発覚し、代表を下ろされてしまったのだ。
「大介さんはずいぶん落ち込んでいましたね。日菜子さんにもものすごく怒られてしまったみたいで…」(サッカー関係者)
結婚指輪を投げつけられた上に、佐伯から「出て行け」とまで言われたこともあったという奥容疑者。その後も調子は上がらず、2006年には当時所属していた横浜F・マリノスから戦力外通告を受ける。スター選手として歩いてきた彼にとってこの挫折は彼自身を大きく変えてしまったようだ。
「仕事が思うようにいかないだけでなく、家庭でも日菜子さんにきつく言われて、彼の気持ちの行き場がなくなったんでしょうね。もともとお酒が好きだったんですが、その頃から酒浸りになってしまって。泥酔した彼を日菜子さんが責め、夫婦喧嘩が始まると、彼はカッとして彼女に暴力を振るうようになってしまったそうなんです」(夫婦の知人)
2007年に再起を誓い横浜FCへ移籍するも、同年のシーズン終了後に引退。翌年からは同チームのテクニカルアドバイザーや強化部長を務めたが、それも今年1月末に体調不良を理由に退団してしまう。
「大介さんの仕事は新たな戦力を獲得していく一方で、チーム内の戦力外選手を決めていくことでした。しかも、チーム内には自分よりも年上のカズ(三浦知良選手、46才)がいて、監督だけでなく彼にも気を使わなければなりません。“この仕事はおれには向いてない”ってよく愚痴ってはお酒を飲んでいましたよ」(前出・夫婦の知人)
鬱屈した思いは、酒に、そして佐伯への暴力へと向かっていった。
※女性セブン2013年6月27日号