皇太子妃雅子さまは、愛子さまの将来に思いを馳せ、ある計画を秘かに進められているという。雅子さまは最近、愛子さまの同級生のママ友と児童を定期的に東宮御所に招き、情報交換や世間話をされるなどして、親交を深められている。
「雅子さまは子供たちやママ友との時間をとても大切にされているようです。もちろん友好を深めるのが最大の目的ですが、それ以外にもお考えがあるようです。というのも、雅子さまは“将来、愛子さまが成年皇族となった際に、今仲よくしているお友達の中から、女官として愛子さまに仕え支えてくれる人が現れてほしい”という思いを強く持たれているんです」(宮内庁関係者)
そのため、今から雅子さまはママ友やご学友たちとの信頼関係を築き上げ、将来への布石にしたい、とお考えなのだという。
「もちろん、愛子さまはまだ小学生ですから、現実的には成人なさってからということでしょうが、雅子さまは、何よりも母親として“愛子さまを理解し、支えてくれる味方を”という思いを強くなさっているのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
皇室典範改正に消極的な安倍晋三首相(58才)が、「女性宮家創設論」を白紙に戻したとはいえ、今、次世代の男性皇族は、秋篠宮家の長男・悠仁さまだけである。となると、将来的に愛子さまに対する、悠仁さまを支える皇族としての期待は、いやが上にも高まることになるだろう。
「現状では、女性天皇の可能性も完全になくなったわけではありません。またいつ女性天皇論が再燃するかわかりません。皇室典範が改正されれば、愛子さまは降嫁されることなく、皇室に留まられることとなります。
となれば、“お側に愛子さまが信頼できる人間を置いてあげたい”と雅子さまがお考えになるのももっともです。なぜなら、雅子さま自身、皇室に嫁がれて以来、前例を重んじる組織と向き合われ、味方も少なく苦悩し続けたという思いがおありだからです。
ですから、“将来、愛子さまを助け、力となってくれる信頼できる人を”と考えられるのは、無理もないことのような気がします」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2013年6月27日号