6月12日の午後11時、布川敏和(47才)の乗ったタクシーが東京・下丸子駅そばの踏切で電車と激突。あわや大惨事という事故に巻き込まれた。この日、布川は友人との夕食会に出席後、知人女性2人をそれぞれの自宅に送るため一緒にタクシーに乗り込んだという。激突の瞬間について、布川がこう説明する。
「ちょうど踏切に差しかかる直前、車内から遮断機が下りているのが見えていたけど、運転手がどんどん進んでいくんですよ…。“えっ、これ踏切入っちゃわない?”って思った瞬間、いきなりドーン!」
それは、体が浮き上がるほどの衝撃だったという。
「そのままガガー!って車ごともっていかれて、後部座席のぼくらは首や腰を思い切りひねりました。ほんの一瞬でもタクシーの侵入が早かったら、真横から電車が突っ込んできてたわけで、本当に命拾いしました…」(布川)
事故後、布川は同乗者の女性2人と救急車で病院へ。近日中に、改めて病院で再検査を受ける予定だという。まさに間一髪という布川だが、“運命”を感じたと神妙な面持ちだ。
「事故の翌日は、がんで亡くなったぼくの大親友の葬儀があったんです。彼が“まだあなたはこっちに来るには早いよ”って、守ってくれたんだと思います…」
ちなみに報道によれば、布川の妻・つちやかおり(48才)は、夫の事故を「フェイスブックで知った」というが、こんな大事故に遭遇したのに妻に電話しなかったのか?
「携帯の電池が切れそうだったんですよ(笑い)。それに、警察の聴取や病院なんかで電話に出られない時間も多くなると思ったから、“事故ったけど大丈夫”ってサッとアップしたんです。ブログだとファンに余計な心配かけちゃうし、友達限定のフェイスブックだったらちょうどいいかなって」(布川)
※女性セブン2013年7月4日号