単身赴任中の男性にとって、日々の食生活は大きな問題だが、主婦ではありえないような大きなミスを犯してしまうことも…。広島県の女性Sさん(44才)の旦那様は、化学メーカーのエンジニアで現在単身赴任中。その赴任先でこんな出来事が…。
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45才にして初めての単身赴任が決まったとき、夫は「ま、学生時代に戻ったようなもんだな」と、何やら楽しげ。
「食事とか大丈夫なの?」と言うと「何言ってんだ。なにせ食い道楽の大阪だぞ。うまいお好み焼きに串揚げにうどん。いくらだってあるし、ワンルームマンションのすぐそばに大きなスーパーマーケットがあるから全然心配ない」と。お得意の関西の味つけのうんちくをとうとうと語って、夫は赴任していきました。
そして3か月たったある深夜。「オレだ。もうダメだ。食中毒で入院だって」と、今にも死にそうな声で電話してきたんです。
とるものもとりあえず新幹線に飛びのって病院にかけつけ、事情を聞いたら…夫がここまでバカだったなんて知らなかった。
なんと大阪に着いて初めての買い物で買ったポテトサラダを冷蔵庫に入れ食べ忘れた。それを3か月たって発見して食べたっていうんですよ。
「いくらなんだって味、おかしかったでしょう」と言うと「別に」って。「酔ってたの?」って聞いたら「ううん、素面。カビもはえてなかったからいけるだろうと思ったんだ」ですって。
※女性セブン2013年7月4日号