この4月から冠番組が2本始まるなどブレーク中の大久保佳代子(42才)。やさぐれてる? エロイ? 頭が良い? さまざまなイメージをもたれる彼女だが、どんな素顔なんだろう。
あるスタッフは「ここ最近は、昔に比べてずいぶんとオシャレに気を使うようになりましたよ」と話す。「めちゃイケ」では、共演していた雛形あきこ(35才)が、一緒に服を買いに行っていたという。
「ふたりは仲がいいんです。大久保さんが化粧っ気がなくて、服もいかにも売れない芸人といった風情だったので、我慢できなかったんでしょうね。雛形がもうちょっとオシャレに気を使えばモテるからと、とバッグをプレゼントしたりしていました。恵比寿マスカッツの影響も大きいと思いますね」
とはいえ、暮らしぶりは、OL時代と今も変わっていないようだ。
「高い物は高いと言いますし、安い物を買えたら得をした、と言います。安い居酒屋でもおいしいと言って食べてくれる。打ち合わせにも下手をすると、電車に乗ってやってきちゃうようなかたです」(TBSプロデューサー・田村恵里さん)。
6月1日放送の『大久保じゃあナイト』では、「大久保さんと会える店」を企画。実際に行きつけにしているお店がテレビで紹介されることを嫌がるタレントも多いようだが、大久保はすんなりOK。紹介されたのは、1人4000円もあれば満腹になる、東京・三軒茶屋にある寿司居酒屋だった。
学生や近所の住民が多く利用するそのお店で、1500円のお寿司セットを頼み、お酒を飲むのが常。しかも、いつも一緒に来るのは女芸人のいとうあさこ(43才)だという。
近所のスーパーでは、食材を買う姿を目撃されてもいる。近所に住む住民によると、買い物袋を抱えて歩く姿は、もはや振り向く人がいないほど、街に馴染んだ光景なのだとか。
この芸能人らしからぬOL感覚は、大久保の芯のようなものといえる。
「ドラマの宣伝用に取材をさせてもらった時、大久保さんの分のお茶を買ってこようとしたら、『自分の分は自分で買いますよ』と言って、財布を小脇に抱えて自動販売機まで一緒にいらっしゃって。取材なのでこちらで…とお伝えすると、『甘えます』と頭を下げられて」
関西テレビで今回のドラマの宣伝を担当する北村友香理さんは、一連の大久保の姿を見て「本当に気遣いをされるかたで、大好きになりました」と目を輝かせた。
※女性セブン2013年7月4日号