結婚生活が長くなり、身内意識が強くなるほど、遠慮ないモノ言いをして、険悪な状態に陥ることもある夫婦の会話。実際に夫を怒らせてしまった妻たちの例を紹介しよう。
35才の会社員はこう語る。
「子供をほめるときに『私に似て○○』と言い続けていたら、『どうせ、オレは運動が苦手だし要領も悪いよ』と怒らせてしまった。夫に似なくてよかったというつもりはなかった、いや、ちょっとはあったかも…」
続いて45才の主婦は次のように話す。
「育った環境が違う者同士。生活習慣に違いがあるのは当然だけど、つい指摘してしまう。クリームシチューをご飯にかけて食べる夫に対し、思わず“えー、びっくり!”と言ってしまったら、『どうせウチは』とキレられた。単純な驚きが口をついて出ただけなんだけど、バカにされたと思ったらしい」
42才のパートはこう話す。
「最近在宅がちの夫に家事を頼むことが増えました。『洗濯機かけといたから、終わったら干しておいてね』と言うと、『わかった』の返事。なのに、帰宅してみるとシャツはシワシワのままハンガーに。つい『こんなんじゃ、アイロンかけなきゃいけないじゃない』と言うと、『せっかく干してやったのに、その言い方はなんだ。もう、絶対しない』とむくれられた」
※女性セブン2013年7月4日号