他人の財布の中身より、他人が享受している役得のほうがより人の琴線に触れることがある。役得といえば官僚が代表だが、民間にもそれぞれの業界に特徴的な“オイシイ思い”がある。ここでは、女子高の男性教師の場合を見てみよう。
「大して魅力的には思えない人にもファンがつく。若ければ特にそうで、バレンタインデーに手提げ袋2つ分(20~30個)ぐらいのチョコレートをもらうのは当たり前。その多くが“本気チョコ”です」(女子高の女性教師)
それほど女子高の男性教師は生徒にモテる。そのため生徒と付き合ったり、結婚したりするケースが多い。発覚するのは生徒の卒業後が多いが、在学中から付き合っていたと思われるケースも少なくない。
3回の結婚相手がいずれも同じ学校の教え子という教師までいるほどで、教え子と2回結婚というのはさほど珍しくない。
同様に塾の講師も女子生徒にモテる。
※SAPIO2013年7月号