プロ野球界はまもなく折り返しのオールスターゲームを迎え、12球団は一旦休戦体制に入る。セ・リーグでは現在、巨人と阪神を除く残りの4チームが最下位争いを繰り広げる「2強4弱」の展開。そこで、ストレスの貯まる“4弱”の球団のファンに、日頃はいえない「トホホなあるある」を語ってもらいました。
まずは目下、調子の上がらないヤクルトファン。
「江戸っ子を気取るクセに、東京音頭の2番を歌えないヤツが多い」(30代男性)
↑ 神宮で7回裏に流れます。1番は元気よく歌っていたのに、途中からハミングになるファン多数。
「その東京音頭の前奏に合わせて“くたばれ読売(阪神)”と歌う時だけが楽しい」(50代男性)
↑ 試合内容は聞かないでください。
「ヤクルトが負けた日は、巨人の負けで盛り上がる」(40代女性)
↑ やっぱり嫌いなんですね。
お次は横浜ファン。
「もともと下関に球団があったことを知らないモグリばかり」(60代男性)
↑ 大洋ホエールズ、親会社がマルハの時代です。
「負けに慣れていて基本的に卑屈。たまに強いとソワソワしちゃう」(30代男性)
↑ 1998年日本一は遠き過去。マゾッ気が出てきています。
「球団歌『熱き星たちよ』が難しくて、実はうまく歌えない」(30代女性)
↑ DeNAになってさらに難易度アップ。
中日。落合監督の元、最強を誇ったのも今は昔……。
「付き合ってる彼女が知ってる“選手”はマスコットキャラくらい」(20代男性)
↑ マスコット人気の走りはドアラでしたね。
「実は名古屋にはアンチ中日が多いが見て見ぬふり」(40代男性)
↑ 巨人・阪神と同じ状況のようです。
「ナゴヤドームがスカスカなのは落合(前監督)のせいじゃなかったと今頃気づいた」(30代男性)
↑ 高木監督は人気取りのための就任といわれたのに。
最後は広島。昨年はいいところまでいったが……。
「地元より東京にファンが多い。ズムスタより東京の球場の客席の方が埋まる」(30代男性)
↑ せっかくピカピカの球場なのに。本当に不思議な現象です。
「阪神・新井の“併殺”“チャンスでの三振”が一番うれしい」(40代女性)
↑ それは新井が悪い。
「ノムケン(野村謙二郎監督)の悪口は誰よりもいえる」(50代男性)
↑ 期待していた生え抜き監督だったのに。
※週刊ポスト2013年7月12日号