7月1日、『報道ステーション』(テレビ朝日系)で今年4月に出産していたことを衝撃告白したフィギュアスケート選手の安藤美姫(25才)。
しかし、彼女のこの告白に対して、周囲は違和感を隠せない。
「実はスケート連盟の中には、安藤さんの妊娠・出産を報道で知ったという人も少なくないんですよ。だいたい昨年10月にグランプリシリーズをドタキャンし、決まり通りの処罰が下るとなった時、彼女は日本のスケート連盟に冷遇されているとでもいうような内容を国際スケート連盟に直談判したそうです。
その時も日本スケート連盟は顔に泥を塗られた形になって大激怒したんですが、彼女は悪いことをしたなんて思っていない。だから、今回のような行動もできたんですよ」(フィギュア関係者)
さらに前出の番組で安藤は、日本のフィギュア界を痛烈に皮肉る場面もあった。
「日本って、アスリートは彼氏がいたらすごい言われたりとか、ちょっとお茶をしたり、お休みがあったりすると“そんなに暇ならトレーニングしたらどうですか?”とか思うかたがいる」
「アメリカの選手は絶対バケーションを取る。“この人たち自分たちのライフを持っていていいな”と思っていた」
そして「スケーターになるために生まれてきたわけではない」と主張し、仕事よりもひとりの女性として生きて何が悪いといわんばかりだった。もちろん、それはある意味、働く女性たちの琴線に触れる大テーマ。彼女の言葉に勇気をもらった人もいることだろう。しかし…。
「結局、周りの選手がソチに向けて調整をしている重要な時期に、避妊もせず、子供はつくり、出産して、でもママでもリンクに立ちたいということ。わがまま以外の何ものでもないし、自己管理ができていない証拠を自ら露見させたわけです。安藤さんは日本のみなさんの共感を得てスケート連盟を突破しようとした部分もあるんでしょうけど、逆効果だったかもしれないですよね」(前出・フィギュア関係者)
※女性セブン2013年7月18日号