代謝には、体を動かす際に消費する生活活動代謝、食べ物を消費する際に使う食事誘導性熱代謝、生命活動に使う基礎代謝があるが、ダイエットのためには1日の総消費エネルギーの約7割を使う基礎代謝を高めることが重要だという。
代謝を上げるためのカギは睡眠にあるというモデルのアン ミカ(41才)。
「3年くらい前に“代謝が鈍ったな”と感じて、運動をしてみたのですが、思うように回復しませんでした。でも、友人にすすめられて深い眠りを心がけてみたら、筋肉も戻り、代謝が回復したんです」(アン ミカ・以下同)
睡眠の質を上げるために、まずは体のリセットが必要だという。そのため日頃、スクワットなどのエクササイズを行う。
「大きな筋肉を効率よく動かすので朝晩、気がついたら行っています。また、ストレッチ用のポールを使い、猫背気味の肩を正しい位置に戻してから寝るようにしたら、さらによく眠れるようになりました」
猫背気味のままでは肩から首にかけての筋肉に力が入ってリンパの流れが滞り、顔がむくんでしまうとも。
「仰向けになって両肩が敷布団につき、手のひらが上を向いた脱力状態になれば深く眠れますよ」
※女性セブン2013年7月18日号