平均20%超と好視聴率が続くNHK連続テレビ小説『あまちゃん』。ドラマでは東京編がスタートしているが、北三陸市のロケ地・岩手県久慈市には、平日でも観光客が300~400人訪れる“じぇじぇじぇ”な状態が続いている。その影響は、宝くじ売り場にまで及んでいるという。
劇中では、“北三陸駅”として登場している「久慈駅」から車で5分の「ジョイス久慈チャンスセンター」。ここは、100万円当せんを連発する売り場として知られている。
だが、億当せんとなると、2003年の年末ジャンボ1等前後賞3億円、2007年の年末ジャンボ2等1億円以降、しばらく恵まれていなかった。
ところが、今年6月に抽せんが行われたドリームジャンボで1等前後賞1億1000万円が出たのだ。地元では、これが“あまちゃんパワー”のおかげといわれている。同店員の三上美江さん(57才)はあまちゃんの大ファン。
三上さんの好きなキャラは、塩見三省(65才)演じる琥珀掘り名人の小田勉だ。勉は『喫茶リアス』の常連客で、カウンターの隅っこで琥珀を黙々と磨いて、独特の存在感を放っている。
5月のある日、そんな勉をテレビで見ていたら、三上さんはふとその琥珀が家にあることを思い出した。
「琥珀は幸せを呼ぶパワーストーンで、金運アップをもたらしてくれるといわれています。それを磨いたら、売り場に幸運が舞い込むかもしれないと思ったんです。毎日毎日、丁寧に磨いたかいもあってドリームジャンボで1等前後賞が出たに違いありません」
あまちゃんパワーにさらにあやかり、7月10日から8月2日のサマージャンボ販売期間中は、「海女」の衣装で売り場に立つという。
※女性セブン2013年7月18日号