薄口政治評論家としてバラエティー番組などで活躍する杉村太蔵・元衆議院議員(33才)が、女性セブン読者の相談に答えます。今回は、過去の二股交際を娘に知られてしまった主婦からの相談です。
【読者からの相談】
先日、14才の長女が私の実家に遊びに行ったとき、うっかり私の昔の日記を読んだみたいで…。そこには主人と交際中に別の男性と二股をかけていたことまでバッチリ書いてあるんです。そこを読んだかわかりませんが、以来、妙に娘がよそよそしい。何かいい言い訳がないかアイディアください。(40才・専業主婦)
【杉村太蔵のアドバイス】
いいじゃないですか。二股をかけられるぐらい魅力的でモテたんでしょうから、それを思いっきり自慢したほうがいいと思います。
もしも「ママ、昔、二股かけていたの?」って聞かれ、それが事実であれば下手な言い訳をすると余計にこじれます。こういう場合は「もうママ、昔はモテてモテてしょうがなかったのよー」と。
それを前置きにしつつ、今度は「でもね、なんでそれでもパパを選んだと思う? だってパパがすごく素敵だったから。私の選択は間違ってなかったわ。パパと一緒になったからあなたもこの世に生まれたんだし」。どうですか。これで完璧じゃないですか。
恋愛なんて複雑だってこと、14才の女の子だったら、ある程度は理解できるはず。まあ、多感な時期ですから、母親の昔の恋愛なんて知りたくなかった、ということもあるかもしれませんが、人生いろいろだってことをこの際だから娘さんに話してみるといいかもしれません。そして、ふたりだけの秘密にする。母と子、秘密を共有することで絆が生まれることもあるでしょう。
私だって子供たちが大きくなって、自分の父親がかつて日本中から「バカヤロー」「議員辞めろ!」とバッシングを受けていたことを知るかもしれません。その時のことを聞かれたら、包み隠さず話すつもりです。それだけの経験をした人は、なかなかいないでしょうから。彼らの生き方のヒントになるかもしれませんからね。
※女性セブン2013年7月18日号