7月6日、初日を迎えた舞台『盲導犬』。 古田新太(47才)演じる盲人・影破里夫と、宮沢りえ(40才)演じる謎の女・奥尻銀杏の過激な絡みが見所のこの作品。りえが壇上でパンツを脱いで古田を誘ったかと思えば、古田はりえに馬乗り…と観客たちの目を釘付けにした。
そんなド迫力の初日を無事に終え、古田がりえや小出恵介(29才)ら出演者を引き連れて向かったのは、都内の小さな郷土料理店だった。古田は店に入ると、人気メニューの馬刺しやさつま揚げと一緒に焼酎のボトルをオーダー。席に着くなり、激しい演劇論が始まったという。
「最初は舞台の内容や全体の演技について話していたんですが、途中からは古田さんとりえさんが小出くんの演技について話し始めましたね」(居合わせた客)
りえが「あそこはもっとこんなふうにしてみたら」とアドバイスをしたかと思えば、古田は「おまえは自分がかっこいいのがわかってるんだろうけどよ!」とダメ出しする。そして、その言葉をかみ砕くように、小出は何度も深くうなずいていた。
「古田さんと小出さんは何度か舞台で共演したことがあって、お酒も飲む仲なんですが、りえさんと小出さんの舞台共演は初めて。りえさんの演技は他の役者さんを食ってしまうほどだから、古田さんは公演前から小出さんのことを心配していたんです。今回の食事会も、そんな彼のためにセッティングしたんでしょうね」(舞台関係者)
午後10時に始まった食事会はあっという間に2時間が経ち、りえは「すみません、お先に」と店を後に。すると、小出はパッと立ち上がり、りえを追いかけると、彼女のためにタクシーを止め、深々と頭を下げ、見送った。
「自分のために熱く語ってくれるりえさんに、小出くんは感激したんでしょうね。店に戻ってくるなり、古田さんに“りえさん、よかったですね”と笑うと、古田さんも“そうだろ”って。みんなメロメロになって、彼女を絶賛していましたよ(笑い)」(前出・居合わせた客)
※女性セブン2013年7月25日号