乳がん予防のため乳腺切除手術をしたと公表した女優のアンジェリーナ・ジョリーの「カミングアウト」には、世界中から称賛の声が寄せられましたが、なんでもオープンにすればいいってもんじゃありません。カイシャで告白されても困る話がたくさんあって…。
りの(IT・28歳):聞いてよ。昨日、飲み会で、私がずっと狙ってた社内の男子が、私の凄い嫌いな同期と、「結婚します」ってカミングアウトしてさ……。
みか(福祉・30歳):ゲ~ッ。付き合ってるって、全然気づかなかったんだ。
りの:少しも。むしろ私に気がある、くらいに思ってた(苦笑)。
まこ(金融・27歳):私も、隣の女の先輩から、「実は私、Kさんと付き合ってるんだ」って告白されたことがあってさ。ところが私、同期の別の子からも、「Kと半同棲してる」って話、聞かされてたんだよね~。
はる(物流・26歳):出た。社内二股か。
まこ:で、そのKって男が、最近、いよいよ、「結婚宣言」したのよ。結局、相手はその2人、どっちでもなかったっつーオチなんだけどねw
りの:カミングアウトっていえば、ウチの部長の、「ヅラ告白」もね。かわいかったよ。
まこ:よく吐いたもんだね。
りの:逃げられなかったんだよw 去年の忘年会の余興で、よくある「サイコロトーク」をやったら、よりによって部長が、「実は私〇〇なんです」ってサイコロの目を引いちゃってさ~。
みか:一瞬、場が凍ったでしょ。
りの:部長もしばらく「う~ん」なんて考えこんじゃってさ。で、「よし!」って気合い入れたかと思うと、ズボッとカツラを外して「実は私、ハゲておりました~!」だって。“サイコロの奇跡”のおかげで、風通しのいい職場になってラッキーw
※週刊ポスト2013年7月19・26日号