可憐な娘役として宝塚の舞台に立ち続けた元花組・娘役の天咲千華(あまさきちはな)さん。5年間の宝塚時代を経て、現在はストレッチ&トレーニングのインストラクターとして活躍中で、著書に『天咲千華の娘役レッスン タカラジェンヌの身体になりたい』(祥伝社刊)がある彼女。
実は宝塚時代はダイエットとの闘いだったという。
「私の父は元力士(関脇・逆鉾)で、実家が相撲部屋なんです。だから子供のころからボリュームのある食事が普通で、気づいたらとても太りやすい体質に…。一度『痩せなきゃ!』と思って、薄いシリアルバーだけを食べてたことがあったんですが、体重が減るだけでなく、胸はぺたんこになり肌はガサガサになりました。
それからは、『体重にとらわれないようにしよう』と、まず体重計に乗らなくなりました。その分、鏡を見たり体を触ってみて、自分の体の変化に自分で気づけるようにしたんです」
以来、食事制限のダイエットはやめ、代わりにヨガやピラティスを取り入れたストレッチを毎日行っている。
「あとは、朝起きたら最初に白湯をコップ1杯、飲んでいます。沸騰させたお湯を5分ほど冷ましてゆっくりと飲むだけなんですが、内臓が刺激され、消化も便通もよくなるんですよ。それ以外は、好きなものを食べるようにしています。『ステーキが食べたい!』と感じたら、いつでも食べます(笑い)。だって、体が欲しているんですから。食べたいものをガマンするストレスをためないようにするのも美の秘訣のひとつかもしれません」
※女性セブン2013年7月25日号