夏の“ビッグボーナス” サマージャンボの販売が10日から始まった(8月2日まで)。昨年に続き1等前後賞合わせて5億円と一攫千金の大チャンスだ。
今回は、本誌宝くじ取材班が、過去5年間のサマージャンボの億当せん本数が最も多い売り場を、都道府県別にピックアップした。数々のドラマと億万長者を生んだ売り場が、自分の住んでいる地域にもあることがわかるだろう。
選ばれし47の売り場の中で、億当せんの本数が最も多い売り場はどこなのか。東西別に紹介しよう。
まず東の横綱は「西銀座チャンスセンター」。この宝くじファンにはお馴染みの売り場は、サマージャンボでも最強。過去5年間で億当せんを10本、総額13億円の当せんを出している。同売り場の販売員・平田裕子さんは、高額当せんの秘訣についてこう話す。
「3年前から現代美術家が手がけた置物『宝猫』を窓口に置くようになったんです。すると、2010年のサマージャンボで2等1億円が3本、翌年にも1等2億円2本、2等1億円1本が出て、高額当せんが続出するようになりました。今ではそのご利益にあやかろうと、購入した宝くじで猫の頭を撫でるお客さんもいます」
また、購入窓口で験を担ぐ人も多い。
「9つあるジャンボの窓口のうち、“1等”にかけて “1番”窓口で購入する人が多いんですが、最近では“億当せん”にかけていちばん奥の窓口で購入する人も増えてきているんですよ」(前出・平田さん)
対する西の横綱が「大阪駅前第4ビル特設売場」だ。過去5年間のサマージャンボでは億当せんを8本、総額18億円を出している。売り場担当の中村雄一さんは言う。
「7年前から、ジャンボがあるたびに1等の当せん金額分の枚数の1万円札レプリカを展示するようになったんです。今ではそれが“金運を呼ぶ”といわれ、写真を撮って、携帯の待ち受け画面にしているかたも多いみたいです」
※女性セブン2013年7月25日号