薄口政治評論家としてバラエティー番組で活躍中の杉村太蔵元衆議院議員(33才)が、女性セブン読者のお悩みに答えます。今回は「袋とじ」に関する相談です。
【読者からの相談】
夫はヌードグラビアなどが載っている雑誌の袋とじが大好きで「袋とじは今世紀最大の発明。開ける前の期待感と開けた瞬間の喜びは格別」と言います。お酒を飲むと、私のママ友に熱弁をふるうことも。太蔵さんは袋とじに興奮する男性の気持ちを理解できますか?(42才・パート)
【杉村太蔵のアドバイス】
私も男ですから、だんなさんの気持ちはよく理解できます。そういえば、女性誌には袋とじってあまり見かけない気がしますね。あれは男の心理をついたものなのかもしれませんね。
袋とじもさまざまで、もちろん過激でエロいものもありますが、開けてみて「なーんだ」とがっかりするようなものだってあります。ある意味、壮大な発明であると同時に、壮大な無駄でもあると思うんです。男の“のぞき見精神”というか、そういうものをうまくくすぐっていますよね。
私も袋とじがついた雑誌を買って移動中の新幹線や飛行機の中で読むこともあります。ただ、不満もありましてね。何がって、開けるときにやたらビリビリと音がするんですよ。あれじゃ周りの視線が気になって仕方がない。
それに、ちゃんと開けたつもりでもどうもはしっこがギザギザになったりして、きれいに開けられないこともある。だからといって袋とじを開けるためだけにカッターを持ち歩くわけにもいかないでしょう。
それでも袋とじを開けたくなる。男とはそういうものです。否定するのではなく認めてあげたっていいと思うんです。「そんなに袋とじが好きなら、これまで見て興奮した袋とじベスト3とがっかりしたベスト3をそれぞれ教えてよ」とだんなさんに言ってみてください。それで、袋とじについて熱弁をふるうことができたらあなたのだんなさんはホンモノ。充分、持ちネタになります。
それにお子さんの学校の保護者会などで話しているわけでもないでしょう。あくまで知人の中で言ってるだけですから、温かく見守ってあげましょうよ。あなたのだんなさんのような人がいるから雑誌も売れてるんですから。
※女性セブン2013年8月1日号