シングルマザーとしてソチを目指すミキティに強力な助っ人が現れた。美容整形・美容外科の「高須クリニック」高須克弥院長が、フィギュアスケートの安藤美姫選手(25才)のスポンサーに名乗りをあげた。
取材に対し、高須院長は「出産してもなおオリンピックを目指す安藤選手は、本当に偉いと思う。同じ愛知県出身だし、マスコミではとやかくいう人もいるけど、全面的に支援したい」とコメント。さらに、「トヨタ時代よりも優遇できるかもしれない」とも話しており、経済的な支援を含めて、安藤選手の全面的なバックアップを明言した。
安藤選手は今年1月1日付けでトヨタ自動車を退社。7月1日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)で、今年4月3日に第1子となる女児を出産していたことを明らかにし、シングルマザーとしてソチ五輪出場を目指すことも宣言した。しかし、国際試合の遠征費など多額な費用がかかるため、「新たなスポンサーが見つからなければ、競技生活を続けるのは難しい」との指摘も出ていた。
高須院長は、私生活と選手生活をともに充実させる安藤選手の考え方にも共感しているようで、次のように語る。
「アスリートが恋愛してはいけないみたいなことは絶対におかしい。もちろん出産をしてもいいに決まっている。“プライベートとスポーツ、どちらを取るか?”みたいな考え方は、日本人特有の悪い考え方。両方取ればいいじゃないの」
高須クリニックはソチ五輪出場を決めた「スマイルジャパン」ことアイスホッケー女子日本代表のオフィシャルパートナーを務めており、チーム強化に「1億円出してもいい」と仰天提案をしたこともあった。氷上のアスリートの支援にも積極的で、今回、支援が実現すれば、安藤選手のソチ五輪出場に向けてこれ以上ない後押しとなるはずだ。
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。近著は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。