本誌7月5日号で、世界27か国に2000万人の会員を持つ既婚者向け不倫SNS「アシュレイ・マディソン」の日本上陸を伝えたところ、瞬く間に登録者が殺到。その後も順調に会員数を増やし、7月17日現在、日本人登録者は25万人を突破し30万人に迫りつつある。
「いやあ、ビックリしました! まさかニッポン人がここまでたくさん登録してくれるとは! 日本に進出したのは正解でした!」
同SNS創立者でカナダ人CEOのノエル・バイダーマン氏はご満悦の様子で語る。それもそのはず。6月24日の日本でのサービス開始後に記録した登録者数の増加ペースは、これまで同SNSが進出してきたどの国よりも早い“新記録”だったというのだ。
同SNSは、無料で会員登録を行ない、身長・体重・容姿などのプロフィールを入力。条件別に女性を検索できるが、メッセージを送る段階で料金が発生する。出張先で女性を検索できる「トラベリングマン」などの便利な機能が特徴だ。
「日本のマーケットに対して弊社の期待値はかなり高かったのですが、それを上回る大きな成功に大変満足しています。日本での開設に当たって、2つのケースをシミュレーションしていました。1つは日本人は保守的だと想定し、かなり控えめに見積もったモノ。
もう1つは日本でも他国同様にサービスが受け入れられるというモノでした。結果的に、実際には後者のケースをあらゆる面で上回る成果が出ました。ニッポン人の欲望はスゴイ!」(バイダーマンCEO)
※週刊ポスト2013年8月2日号