現地時間の7月22日午後4時24分(日本時間23日午前0時24分)、英国王室キャサリン妃(31才)がロンドン市内のセント・メアリー病院で、体重約3800gの男の子を出産した。出産に立ち会った夫・ウイリアム王子(31才)は、誕生直後、「私たちにとって、これ以上ない幸せ」と声明を発表した。
幸せの絶頂にあるキャサリン妃だが、その一方で義母であるカミラ夫人(66才)との嫁姑問題が浮上している。
そもそもふたりの争いが初めて報じられたのは、結婚前の2011年2月のこと。カミラ夫人は有名ホテルの一流レストランを自ら予約して、婚約中のキャサリン妃をランチに招いた。
「英国民から不人気のカミラ夫人は、人気の高いキャサリン妃の後見人になり、彼女を支えることで、人気を獲得しようと考えたのです。そのため、そのランチにはマスコミを呼んでいて、2ショット写真まで撮らせて、英国民に強烈にアピールしました。
このとき、カミラ夫人はキャサリン妃に“ダイアナのようになってはいけません”と話したそうなんです。しかし、ダイアナ元妃を尊敬して、お手本にしていこうと思っていたキャサリン妃は、それを否定する夫人に対して嫌悪感を抱くようになっていったといわれています」(英王室に詳しいジャーナリスト・多賀幹子さん)
ランチの後、キャサリン妃は「夫人とは二度とこういう形では会いたくない」とウイリアム王子に愚痴をこぼし、一方のカミラ夫人もチャールズ皇太子に「彼女はかなりの頑固者よ」と語ったという。
2か月後の結婚式の出席者を巡っても、カミラ夫人は口を出したという。
「カミラ夫人は、ウイリアム王子とキャサリン妃が選んだ結婚式の出席者リストをチェックして、気に入らない人物を外したそうです。例えば、ダイアナ元妃がチャールズ皇太子と不仲に悩んでいたときに相談相手となっていたロサ・モンクトン女史が招かれなかったのは、カミラ夫人が口をはさんだためだといわれています」(前出・多賀さん)
また結婚後、なかなか妊娠の声が聞こえてこないキャサリン妃に対して、カミラ夫人はこんな心ない噂を流していると報じられた。
「ケイトは思春期に健康上の問題を抱えていたので、妊娠できない体になったの」
真相は闇の中だが、こんな噂が広まるほど、嫁姑の確執は英国民の関心を集めた。
昨年2月、ウイリアム王子が軍務でフォークランドに派遣されたときのこと。ひとり残されたキャサリン妃に、カミラ夫人は自分たちの宮殿に泊まりに来るように誘ったのだが、キャサリン妃は実家に戻ったという。
「断られたカミラ夫人は逆上したのか“男の人は、やっぱり男よ。王子はきっと現地で不倫をする”などと罵詈雑言をキャサリン妃に浴びせて、彼女の怒りを買ったといわれています」(前出・多賀さん)
※女性セブン2013年8月8日号