参院選で大敗を喫し、党存続すら危ぶまれる民主党。だが、ここまでくればもう守るものなんてない。ぜひ決死の覚悟で「再生プラン」をブチ上げていただきたい。
民主党と袂を分かち新党大地に加わった横峯良郎・前参院議員に、自身の反省も込めての再生プランを聞いてみた。
「民主党は、消費増税を決めたことで終わったんです。内部ではかなりの反対意見があったにもかかわらず、無視して自民党と組んで突き進んでしまった。もともと寄り合い所帯なのに、これでは1つにまとまるはずがない。
いわせてほしいのは“タレント議員がもっと活躍できる党になるべきだ”ということ。今回、民主党は電機や自動車業界の組合の後ろ盾のある候補者しか当選していない。俺は週刊誌の目の敵にされてスキャンダルばかり取り上げられたが、マスコミの注目度も高くフリーに動けるタレント議員の存在価値は大きい。
アントニオ猪木さんにしても、山本太郎さんにしても、この国の政治には必要なんです。民主党にはタレント議員の力をもっと活かしてほしい」
※週刊ポスト2013年8月9日号