ライフ

ミス・ユニバースに見る世界で通用する笑顔の作り方とは?

『世界基準の笑顔』について語りあう龍院長と喜多川さん

 就職活動に婚活――仕事もプライベートも円滑にするのは“笑顔”。日本人はとりわけ笑顔を見せることが苦手といわれるが、グローバル化が進む今、これまで以上に笑顔がカギとなりそう。世界に通用する美女を育成するミス・ユニバース埼玉大会事務局の喜多川結羽さんと、美しい笑顔作りのための透明マウスピース矯正治療やホワイトニングが評判の“Dr.ドラゴン”ことトルナーレデンタルクリニックの龍信之助院長が“世界基準の笑顔”について語り合う。

龍:ミス・ユニバースの大会って書類審査の履歴書の写真は、やっぱりみなさん笑顔なんですか?

喜多川:様々ではありますが、クールな子もキメキメの子もいます。ミス・ユニバースは、かわいさよりは知性を求められるので、あまりニッコリ笑顔っていう子は少ないですね。

龍:海外のミスの人たちは、日本と違ってみんなビッグスマイルですよね。

喜多川:そこがポイントなんです! あれができると、日本人の女性がもっともっと世界で闘えると思うんです。ミス・ユニバースは知性や感性、自信などが求められるので、知的でクールなイメージを強くアピールしていますが、本当に笑顔はすごく大事ですね。私が指導して思うのは、“笑うと絶対ステキ”と思う子に「笑って!」と言うと、作り笑顔ですごく不自然になったり、歯を見せないで笑うんです。口元や歯並びにコンプレックスを持っているから隠してしまうんですよね。例えば前に出ている口元も、歯を下げるように整えることで印象も変わる。歯もそれ自体が美容に関係していますからすごく大事だと思います。

龍:歯をきれいにしたら、表情筋の訓練をして笑顔の練習をすることも大事ですよね。もともと歯を隠すように笑っていたわけだから、笑顔がこわばってしまいますから。

喜多川:普段、笑ってない人は表情筋を使っていないから、急に笑ってと言われるとガチガチ。それでは不自然だし、年と共に顔もタルんでくるので、そういう面でも私は表情筋を鍛えましょうと声をかけています。一方で、私もモデル時代にそうでしたが、頑張って笑顔を作って、噛みしめて笑うことを続けていると、その筋肉だけが発達して顎関節症になってしまったりも。指導する側になってわかりますよね、いかにナチュラルに見せることが難しくてそれができるとより美しいのか。表情に現れますからね。誰でも笑顔は作れるけど、目が笑っていなかったり…。

龍:ぼくは“世界基準の笑顔”作りを目指して、笑顔を美しくするためのトレーニング“スマイルワークアウト”を提唱しているんです。日本人はすごくストレスフルで笑顔がないですよね。ぼくは、自己暗示じゃないですが、無理してでも笑おうっていう考え方って大事だなと思っていて。笑顔を作っていくってことが結果的に内面を明るくして、メンタルのあらゆる問題を解決するきっかけにもなると考えています。

喜多川:そういう面もありますし、本当に中身を充実させて溢れ出る輝きこそが美しいと私は思っています。世界グランプリの子たちを研究すると、日本人はここで笑おうっていう場でのみ笑いますが、世界の舞台では、その全てにおいて常に自然に笑顔ができている子がグランプリを獲るんですよ。普段からそういう笑顔でないと、コンテストの間中その表情を保つことはできないですよね。

龍:ぼくは、“第一印象で錯覚を起こさせる”と言っていますが、人と人が初めて会うときにはすごく大事。笑顔やお化粧は、錯覚を起こさせる武器として相当強い。就活でも婚活や合コンでもなんだって、次の段階に進むためには、まず第一段階で“この子はいい子だ”って錯覚を起こさせないといけないですよね。

喜多川:最近私が思うのは、一般のかたもみんな笑顔のレッスンを受けたほうがいいと思うんです。今、いろんなセミナーに出る女性が増えていて、コミュニケーションを大事なツールと考えて学ぶ人が多い。トーク術も大事だけれど、相手にいい印象を与える笑顔こそ、すごく大事ですよね。

龍:実際、スクールを始めるんですよね?

喜多川:はい。第1期が8月から始まります。自分自身を高めたいと思う全ての女性が対象で、ウオーキングやスキンケア、トーク術、所作やマナー、笑顔のレッスンもやります!

龍:笑い方は練習するしかないから、喜多川さんに教わって、みんなで世界に通用する笑顔を作りましょう!(笑い)

<プロフィール>
喜多川結羽(きたがわ・ゆう):ミス・ユニバース埼玉大会事務局の講師。ツヤ肌アドバイザーとしてもセミナーを行いながら、女性の美をサポート。エステティシャン、モデルの経歴を活かして、ウオーキングやメイクなどのレッスンも行っている。

龍信之助(りゅう・しんのすけ):医療法人社団RMDCCトルナーレデンタルクリニック歯科・矯正歯科の理事長・院長。法学士・歯学士。慶應義塾大学医学部歯科口腔外科・麻酔科研修終了。マウスピースによる矯正、インビザラインを中心に、各メディアからの取材履歴多数。歯科技術に定評があり、ミス・ユニバースファイナリストや芸能人、海外のアーティストも多数通う。世界基準の笑顔を作るスマイルワークアウトプロジェクトリーダー。

【ミス・ユニバース埼玉ビューティスクール 第1期生募集】
喜多川結羽さんのほか、ミス・ユニバース公認の豪華講師陣が美の秘訣を伝授!
定員:20名限定
対象:美しくなりたい、自分自身を高めたいと思う全ての女性
期間:2013年8月より
内容:ウオーキング、スキンケア、トーク術他

【2014ミス・ユニバース埼玉大会 出場者募集中!】
応募資格:2014年2月1日の時点で年齢18才以上26才以下であること、日本国籍(パスポート)を持ち、未婚の女性ならどなたでも応募できます。※未成年者は保護者による自署・押印が必要
応募締切:2013年8月31日(土)必着

■申し込み・お問い合わせ■
ミス・ユニバース埼玉事務局
TEL:048-783-2613
URL:http://muj-saitama.jp/
mail:muj-saitama@aim-universe.co.jp

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン