猛暑が続く今年の夏。この季節に節約したいのは、エアコン使用などでかさむ電気代と、洗濯やお風呂(シャワー)の回数増加による水道代だ。
まず、水道代を節約するには、洗濯の回数を減らすこともポイントだ。
「シーツの上にバスタオルを敷くと、寝汗はタオルに染み込むので、大きなシーツの洗濯回数を減らせます」(節約アドバイザー・矢野きくさん)
「入浴後はバスタオルではなく、普通のタオルやスポーツタオルを使えば洗濯もののカサを減らせます」(節約アドバイザー・峯松麗さん)
今やエアコンは必需品。使わずに熱中症になるより、賢く利用したほうがいい。
「エアコンの機能が充分発揮されるように2週間に1度は掃除。室外機に直射日光を当てないようにしましょう。また、大切なのは切るタイミング。外出する15分前に切っても、室内は充分涼しさが保てますよ」(峯松さん)
清涼感ある香り&ひんやり効果のあるハッカ油を使う手もある。
「お風呂に3~4滴入れて入浴後、風に当たればエアコンを使わなくても涼しく感じられます」(峯松さん)
シャンプーやボディーソープに1滴加えれば、頭も体もスッキリ。
「水100mlに4~5滴ほど入れると清涼&制汗スプレーになり、消臭効果もありますよ」(峯松さん)。
最近では、節電効果の高い家電が増えている。中でも秀逸なのは、バルミューダの扇風機(34800円)で、一般的な扇風機の消費電力が約30Wなのに対し、待機電力なみの2W。1日8時間使用しても1か月で約13円の電気代でOKだ。
※女性セブン2013年8月22・29日号