アンドレ・キャラビ(Andre Calabuig)氏は、1927年フランス生まれの86歳。同国ペンクラブの会員だ。日本では『目からウロコのヨーロッパ』や『知らないと恥かく世界のマナー』(電子書籍)などの著書がある。日本在住40年以上の親日家だが、どうも最近、このニッポンで目に余る出来事が多い。マナー、お金、日本語、女性、子供……。そのキャラビ氏が、いまの日本人に向けて、箴言集で発する痛烈な「キャラビズム=Calabuisme」。さて、あなたはどう受け止めるか?
* * *
●Cet été on demande aux femmes de s’habiller plus légèrement pour économiser l’électricité, il ne reste pas grand chose à enlever!
この夏は、女性もクールビズだそうです。でも、あまりにも脱ぐものは残ってない!
●Grace aux artistes drôles on épargne l’électricité, car on ne regarde plus la TV!
お笑い芸の人のおかげで節約ができる。だって、TVを見たくなくなるから!
●Le triage des ordures fait partie des bonnes manières envers la Terre!
ごみの分別は地球に対してのマナーです!