8月上旬のある日、薄手のグレーのワンピースに大きなハートが描かれた白いTシャツというラフな装いで、RIKACO(47才)は成田空港に駆けつけた。彼女は行き交う人の中から、元夫の渡部篤郎(45才)を見つけると、小さく手を振った。ゆっくりとRIKACOの元へ歩いて行く渡部。そして、その後には18才と14才のふたりの息子が続いた。
「RIKACOさんは子供たちの夏休みに、渡部さんと一緒に4人でハワイ旅行に出かけたんです。RIKACOさんは用事があって先に帰ったんですが、3人はオアフ島からハワイ島へと出かけたそうで、その日はお迎えに行ったそうです」(芸能関係者)
RIKACOは1994年に渡部と結婚し、ふたりの子供に恵まれるも、2005年に離婚。ふたりの子供の親権はRIKACOがもったが、離婚の際の条件として、彼女は渡部に「父親と母親の役目は今まで通り果たすこと」と伝えたという。
「子供たちは父親の背中を見て生きていかなくてはいけない」──そう心がけていたRIKACOは、週に1度は渡部を交え子供たちと4人で食事をしたり、時には渡部と子供たちだけで旅行に行かせる機会をもうけてきた。
「渡部さんも子供たちと過ごす時間を大切にしていて、外の世界を見せようと、最近は世界遺産を一緒に巡る旅に出かけることもあったと聞きました」(前出・芸能関係者)
渡部には現在、離婚後から交際を続ける恋人・中谷美紀(37才)がいる。彼女の思いはどうなのか。
「中谷さんは、渡部さんがRIKACOさんや子供たちと定期的に会っていることは知っています。今回のハワイ旅行も、ちゃんと聞いていたそうです。子供たちのことをいちばんに考えている渡部さんの生き方を、中谷さんは尊重しているんでしょうね。
今では、中谷さんが渡部さんと子供たちの食事に同席することもあるそうですし、それはRIKACOさんも知っているみたいですよ。それなのにもめることもなく、むしろ互いの立場を思い合っている。RIKACOさんにしても中谷さんにしても度量の大きい女性ですよね」(中谷の知人)
※女性セブン2013年8月22・29日号