8月2日放送分の『あまちゃん』(NHK)が、とうとう過去最高の視聴率22.8%を記録した。そんななか、同世代アイドルの小泉今日子(47才)と薬師丸ひろ子(49才)のドラマ初共演が話題になっている。
1981年、オーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)に合格し、翌1982年に歌手デビューした小泉。一方の薬師丸は1978年、13才で角川映画のヒロインオーディションに合格。その後、映画『セーラー服と機関銃』(1981年)の主題歌で歌手デビューした。ふたりと同世代の48才主婦がこう懐かしむ。
「私たちにとって、ふたりはスーパーアイドル。当時大流行した聖子ちゃんカットを、所属事務所に内緒でばっさりと刈り上げたり、服装もミニスカートにニーハイブーツとか、朝まで飲み歩いたりする小泉さんは型破りで自由奔放なアイドルでした。薬師丸さんはその真逆をいく優等生タイプ。どちらも憧れましたね」
薬師丸は女優デビュー作となった映画『野性の証明』(1978年)で共演した高倉健(82才)の「ちゃらちゃらするなよ」という教えを胸に、青春のすべてを仕事に注ぎ、「できれば死ぬまで仕事を続けていきたい」と思うほどだった。
「お酒はたしなむ程度で、基本的に自炊生活。堅実な生活を送っていることからくる抑圧された感情を、仕事で爆発させていたそうです」(映画関係者)
同じアイドルでありながら、対極なスタイルでそれぞれの道を歩き、つねに第一線で活躍してきた小泉と薬師丸。そして30年目の今、ふたりは同じステージに立っている。
※女性セブン2013年8月22・29日号