7月に行われた選挙特番でもっとも気を吐いていたのが、フジの大エース・加藤綾子アナ(28)である。
安藤優子と並んでメインキャスターを担当、小泉進次郎代議士に密着レポートするなどフル回転の活躍。そのうえ、8月3日の『27時間テレビ』でも、視聴者から「一体いつ寝ているんだ」という感想が漏れるほどだった。
加藤アナと生野陽子アナ(29)という両エースに尋常でない負担がかかっていることを危惧する声が、フジ社員の間からも上がっている。
その激務ぶりは『27時間テレビ』前後のショーパン(生野アナ)のスケジュールを見てもよくわかる、
まず8月3日には『27時間テレビ』の事前番組に13時半~15時まで出演。そしてその後18時30分から翌4日21時までの『27時間テレビ』に突入。
そして翌5日の朝5時25分~8時まで『めざましテレビ』、さらには同日正午の『笑っていいとも!』にも生出演している。
番組放送時間をすべて合わせるとなんと3日間で30時間超! もちろん休憩・仮眠を取ってはいるだろうが、放送以外にも打ち合わせなどがあることを考えれば、やはり過酷すぎるスケジュールだ。
ちなみに労働基準法では、原則として1週間に40時間を超えて労働させてはいけないと定められている。あるフジ関係者がいう。
「女子アナが年収1000万円を超える超高給取りなのは間違いないが、それにしても働かされすぎでしょう。スタッフからは、“フジはブラック企業かよ”との悪い冗談も聞こえてきます(笑い)」
※週刊ポスト2013年8月30日号