8月16日の西武戦で、今季17勝目をあげ、昨シーズンからの連勝記録を21に伸ばした楽天・田中将大投手(24才)。歴史的な大記録を達成した裏側には、妻・里田まい(29才)の栄養バランスを計算し尽くしたプロ顔負けの料理があることはよく知られているが、彼女のサポートは料理だけに留まらない。
「マー君の体をケアするため、仙台市内で開催されるスポーツマッサージのセミナーにもよく通っているそうです」(スポーツ紙記者)
またマー君は来シーズンにもメジャーに挑戦すると報じられており、来年でなくとも近い将来、兄と慕うレンジャーズのダルビッシュ有投手(27才)のように、より高いレベルを求めて海を渡ることは間違いない。
「里田さん自身も、将来のアメリカ暮らしに備えて、すでに準備を始めているんです。今では、時間を見つけては英会話の通信講座まで受けているみたいですよ。“日本にいるうちに、学べることはすべて学んでおきたい”って言っていました」(里田の知人)
すでに“糟糠の妻”と呼ぶにふさわしい里田。しかし、ダルビッシュと紗栄子(26才)や、阪神・西岡剛選手(29才)と徳澤直子(28才)など、プロ野球選手と結婚するも、徐々に溝が生まれて離婚した芸能人女性は数多い。
里田は、そんな“先輩妻”を反面教師にしているという。特に彼女が糧にしたのが、4月に離婚した、巨人の澤村拓一投手(25才)と元日本テレビアナウンサーの森麻季(32才)夫妻のケースだった。
「澤村さんは他人の言うことを聞かず、自分の信じた練習法に没頭するタイプなんですが、森さんはスポーツ番組の担当もしていて、知識もあったから、“もうちょっとこうした方が…”なんて口を出してしまうことがあったんです。澤村さんはそんな彼女の態度に苛立ちを募らせ、それが不仲のきっかけになったようです。里田さんはその話を聞いて、“私は野球に関しては絶対に意見しない。野球選手の妻は出しゃばったらダメだ”って決めたそうです」(前出・スポーツ紙記者)
そんな里田が憧れる野球選手妻が、中日の井端弘和選手(38才)と結婚した、元テレビ朝日アナウンサーの河野明子さん(34才)だという。
「河野さんは結婚でスパッと仕事を辞め、子育てをしながら本拠地の試合は必ず応援に行き、決して出しゃばらず、得意の料理で夫を支えています。里田さんは“河野さんは野球選手の奥さんの鑑です”と尊敬しているんです」(前出・里田の知人)
そうして裏方に徹する里田だが、夫の恩師や友人への礼儀も忘れない。
「お中元、お歳暮、年賀状など夫の関係者への節目の挨拶を欠かしません。最初は結婚相手がタレントと聞いて反対していた野村克也元監督(78才)も、最後は“マー君はいい嫁さんをもらった”と、手放しで里田さんを褒めていましたよ」(前出・スポーツ紙記者)
クイズはできなくても、おバカでも、妻としては“はなまる”な女性だったようです。あっぱれ!
※女性セブン2013年9月5日号