大阪編ラストとなった第5話では視聴率29%を記録するなど、大人気となっているドラマ『半沢直樹』(TBS系)だ。8月25日の第6話からは、舞台を東京に移し、新たな物語が始まる。
そもそも同ドラマの見所のひとつはいわゆる脇を固める俳優陣たちの熱演。なかでも、2世俳優たちの好演が目立っている。
東京中央銀行融資部企画グループ次長・福山啓次郎を演じているのが、山田純大(40才)。その父は杉良太郎(69才)だ。かつて杉は「子供は芸能界に入れたくない」と息子をハワイに移住させるも、結局大学卒業後、1997年ドラマ『あぐり』(NHK)で俳優デビュー。今年4月にはノンフィクション作家デビューも果たした。
半沢に120億円を背負わせることになる伊勢島ホテルの社長・湯浅威を演じるのは、笑福亭鶴瓶(61才)の長男・駿河太郎(35才)だ。今作で鶴瓶は半沢の亡き父を演じており、ある意味“親子共演”。堺とは映画『大奥』で共演した過去あり。ちなみに前田敦子(22才)の2ndシングルのMVで前田と夫婦漫才に挑戦したり、ドラマ『カーネーション』(2011~2012年・NHK)では尾野真千子(31才)演じるヒロインの夫役で出演するなど注目の俳優だ。
半沢の同期・近藤直弼(滝藤賢一)の妻・由紀子を演じるのは山崎直子(40才)。彼女の父は、山崎努で、母は宝塚歌劇団卒業生の黛ひかる。山崎努は映画『クライマーズ・ハイ』で、堺と滝藤が勤務する新聞社社長役として共演。さらに山崎は映画『奇跡のリンゴ』で堺のリアル妻・菅野美穂(36才)とも共演している。
※女性セブン2013年9月5日号