芸能

『半沢直樹』気になる後半の見所 同期との関係はどうなる?

 堺雅人主演のTBS日曜劇場『半沢直樹』(毎週日曜午後9時~)は前半のクライマックスを迎えた第5話(8月11日放送)で視聴率29%を記録、放送開始以来右肩上がりの記録を更新している。この話題ドラマの気になる新展開を放送より一足先にお伝えしよう。

 8月25日放送の第6話から舞台を東京に移し、新たな物語が始まる。ここから紹介するのはその第2部からのネタバレ情報。放送とともに楽しみたい方は、絶対に読まないでください。

【同期がついに裏切り!?】

 第1部では窮地に陥った半沢をさまざまな形でバックアップしてきた同期の渡真利忍(及川光博)、近藤直弼(滝藤賢一)。しかし、ドラマ事情に詳しいライターの吉田潮氏は、半沢とこの2人の関係に微妙な変化が現われるのではないかとみる。

「半沢が次長にまで上り詰めたとなると、出向に出された近藤はもちろん、渡真利も内心では面白くないと思っている部分があるはず。これまでのように半沢側につくかどうかは、微妙なところではないでしょうか」

 確かに同期だからこその複雑な感情はあるはずだ。エキストラとして収録に参加した女性はこういう。

「撮影の合間に堺さんと及川さんは、とても仲良さそうに話していましたよ。渡真利が半沢を裏切ることはないと思いたいところですけれど……」

 2人の今後の活躍について、TBS関係者が語る。

「東京では、近藤の出向先の企業が物語のひとつの核になっていきますし、大阪にいた時代より渡真利の出番も当然増えますから期待していてください」

【ミッチーがこぼしたジョーク】

 さらに、前出のエキストラ女性が、もうひとつの“同期格差”について語る。

「撮影スケジュール表を見たら、堺さんら主演級の役者さんたちは朝8時半から深夜1時半までびっしりスケジュールが入っていました。専門用語がたくさんあるうえ、長ゼリフも多い堺さんはとくに大変そうで、撮影の合間、銀行セット内を歩き回りながらブツブツ練習していました」

 その一方、堺に比べセリフの少ないミッチーこと及川は余裕のある様子だったようで、

「ADさんがエキストラたちに対して、書類を触るノイズを減らすために『紙を触らないでください!』と叫んでいたんですが、それを聞いたミッチーが、『髪は触っていいのかな?』とあのスマイルとともにいったんです。それで一気に場がなごみましたね」(同前)

※週刊ポスト2013年8月30日号

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