東京ビッグサイトの中に“コミケ雲”が発生したり、室内温度が40度を超えるなど、なにかと暑さで話題になった2013年のコミックマーケット(8月10~12日に開催)。来場者数も過去最高となり、3日間で59万人が訪れた。
コミケといえば、やはり目立つのはコスプレイヤーたちの姿。西ホールの外にある屋上展示場と、屋外の庭園がコスプレエリアとなっていたが、どちらも屋外だった。あの猛暑の中、衣装に身を包んだコスプレイヤーたちはどうしていたのか。当日、『進撃の巨人』のリヴァイ兵長のコスプレをしていた女性Aさん(20代)に聞いた。
「こんなに暑い夏コミは初めてでした。開始時間の10時には、すでに汗がにじむほどで、何度か会場内に戻って涼んでいました。汗をかいてると撮影も出来ないので、化粧直しも繰り返しましたね。水着を着たコスプレイヤーさんが羨ましかったです……。私は厚手の生地だったので、汗で大変でした。私と同じように『進撃の巨人』のコスプレをしているコミケスタッフの人も長袖だったし、大変だったんじゃないんでしょうか。
ちなみにコミケが終わったときには、5kg痩せてました。夏コミダイエットです(笑)。とはいえ、ご飯を食べるのもいやになる気温だったこともありますが、夏バテしていたコスプレイヤーさんもいたようなので、夏の撮影は、熱中症などに気を付けないと、ですね」
コミケスタッフの中には「なんで夏コミに来たんですか! 冬に来てください!」と言って笑いを取っていた人もいたようだ。来夏のコミケははたしてどうなるか?