8月中旬の深夜、カウンターで友人と思しき男性と楽しげにグラスを傾けていたのは、今話題のドラマ『半沢直樹』(TBS系)で、主人公・半沢(堺雅人)の同期、渡真利(とまり)忍役を好演している及川光博(42)だった。
「あれって渡真利だよな?」
東京・西麻布のガールズバーに居合わせた客は、誰もがそう思ったに違いない。その及川の目の前には浴衣姿の美女。この日は「浴衣デー」で、従業員は浴衣で接客をしていた。
「及川さんはハットとメガネで変装していたけど、渡真利はメガネを付けている役なので、逆にそのまんまという感じでした(笑い)。女性従業員と仲が良いのか、『ねぇ! これ見てよ』とケータイの画像を見せたり、『半沢の撮影が~』と大ハシャギでした」(居合わせた客)
この時点で十分楽しそうに飲んでいた及川だが、さらにテンションが上がったのが、浴衣ではなく本格的な着物姿の美女が店内に入ってきた時だった。この店の従業員ではないと思われるが、30代後半ぐらいの水商売の雰囲気を漂わせる妖艶な女性の登場に、
「お! 来たー! 待ってたよぉ!」
と、椅子から落ちんばかりに身を乗り出して迎え入れたのだった。
美女をそのまま隣に座らせ、密着するように会話をスタート。夜が深まるにつれグラスを空けるスピードは増し、深夜1時を過ぎても帰る様子はない──。
しかし及川といえば、2年前に電撃結婚した元宝塚女優の檀れいという美人妻がいるはず。ガールズバーで深夜まで美女としっぽり……という状況に、穏やかでないものを感じずにはいられないが、実は夫婦には結婚当初から“不仲報道”がつきまとっていた。
芸能レポーターの川内天子氏がいう。
「檀さんは結婚後も近所で一人で暮らす母親のことが心配で、月の半分はそちらで暮らしているそうです。昨年の秋には及川さんの父親が“新居を探している”といっていましたが、その新居は現在に至っても見つかったと聞いていません。2人は新婚からずっと“半別居状態”が続いていることになる。夫婦生活が順調かと聞かれると、疑問符が付く状態ではありますね」
及川の所属事務所は「2人は一緒に住んでいますし、新居も決まっています」と夫婦の不仲を否定している。
※週刊ポスト2013年9月13日号