ライフ

“ばぁば”の料理教室で一番人気 粟麩を使ったレシピ紹介

 NHK『きょうの料理』『あさイチ』で人気の“ばぁば”こと料理研究家・鈴木登紀子さん(89才)は料理教室も運営している。「今日は何がお気に召しましたか?」と聞くと必ず一番人気になるのは「粟麩」を遣った料理だという。そんな粟麩のレシピをばぁばから教えてもらった。

 * * *
 最近、生徒さんたちをうっとりさせたのは、「揚げ粟麩とエリンギの含め煮」。焼きものがわりの一品です。

 材料は4人分です。粟麩1本は、湿らせた包丁で押し切りに、エリンギ小1本は3~4cm長さの太めの拍子切りにし、小麦粉を軽くまぶしておきます。中温に熱した揚げ油で、粟麩が色づくくらいに揚げます。エリンギもさっと揚げて、一度熱湯で油抜きをします。

 だし汁1.5カップ、みりん大さじ4、うす口しょうゆ大さじ2、塩少量を煮立て、粟麩とエリンギを加え、弱火で1~2分煮ましたら一旦火を止め、お味を含ませてください。お煮ものは冷めるときに味がじんわりしみるのですよ。

 いただく直前にさっと温めて粟麩とエリンギを深さのある器に盛りつけ、軽くゆでた貝割れ菜少量を添えます。大根おろし1/2カップにたたき梅(干し)少量を混ぜて前盛りにし、お汁を張ります。

 もちもちで香ばしい揚げ粟麩。しみじみとおいしい“滋味”にほっと心が和みますよ。

※女性セブン2013年9月12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

硫黄島に足を運ばれることになった雅子さま(2025年1月、東京・台東区。撮影/JMPA)
天皇皇后両陛下、4月に硫黄島へ 悲劇が歴史の影に隠れることを憂い訪問を希望、雅子さまの体調不安もあるなか“日帰り”の強行スケジュールに
女性セブン
エズラ・ヴァンダン(23)はトルコのインフルエンサー(本人インスタグラムより)
「24時間で100人の男性と関係を持つ!」トルコの黒髪美女インフルエンサー(23)が“道徳観念を傷つける動画プラン”で逮捕も「私はイタズラを続けます」
NEWSポストセブン
日曜劇場『御上先生』で主演を務める松坂桃李
日曜劇場『御上先生』モデルとなった教師は“金八先生の弊害”を指摘する改革者 主演・松坂桃李も授業を体験し、口調やしぐさを参考
女性セブン
窃盗の疑いで逮捕された澤藤翔容疑者(28)ら4名は”トクリュウ”とみられている
《新橋グループ窃盗事件》「都庁勤務だと聞いていたのに…」 澤藤翔容疑者(28)が“トクリュウ”に堕ちたワケ「ヤバい奴と揉めた」
NEWSポストセブン
町中華番組が人気の玉袋筋太郎
「町中華」人気の玉袋筋太郎、大事にするのは“打算のない生き方” 50代になり「持ち味が活かせる場所が増えてきた」
NEWSポストセブン
穴に落ちたドライバーの救出活動が続いている(右は下水の放水、時事通信)
【埼玉・八潮の道路陥没事故】「前から糞のようなニオイが…」近隣住民らが感じていた“異変” アスファルトのヒビは予兆だったのか
NEWSポストセブン
ヴィトンコーデで帰国したNumber_iの平野紫耀(2025年1月)
平野紫耀、パリで行われたルイ・ヴィトンのコレクションから帰国 空港では集まったファンが“大名行列” パニック寸前の中、にこやかに手を振るファンサービス
女性セブン
精神科医として白衣を着る(田村容疑者のSNSより)
《法廷で母が涙した理由》両親はなぜ田村瑠奈被告を病院に連れて行かなかったのか…弁護側が直球質問「将来、親のほうが先に死んでしまうが?」
NEWSポストセブン
中居正広(2017年3月)
【スクープ撮】中居正広、恋人と親族が「24時間監視」の引きこもり生活 かつて交際報じられた美人ダンサーが“同棲状態”で支えていた
女性セブン
1月25日で83歳を迎えた司忍組長
《司忍組長83歳の誕生日会に密着》灰色の袴姿で宴会に参加 電撃昇格した有名幹部の胸元に光る「山口組のチェーン付き“プラチナ”」
NEWSポストセブン
中居の“芸能界の父親代わり”とも言われる笑福亭鶴瓶
《笑福亭鶴瓶の冠番組が放送休止》「このタイミングでなぜ…」疑問にテレビ局広報が回答した“意外な理由”「一連の報道とは関係がありません」
NEWSポストセブン
「1000年に1人の逸材」としてデビューした瀬戸環奈さん
「外で裸になっている写真が好きなんでしょ!?」1000年に1人の逸材・瀬戸環奈が明かした罪悪感と撮影秘話
NEWSポストセブン