【書籍紹介】『がんの花道』長尾和宏・藤野邦夫/小学館/1680円
「がん難民コーディネーター」と、24時間体制で在宅医療に従事する医師による対談集。がんは〈今や一般的な病気です。だからこそ(中略)家族が一緒になって立ち向かっていく必要があります〉(藤野)、〈がんはご家族で一丸となって上手につきあっていく病気〉(長尾)というように、主に家族を読者対象にしてがんと向き合う際の心構え等が語られる。「平穏死」や「残された家族」についても言及。全国397の「相談支援センター」一覧付。
※週刊ポスト2013年9月20・27日号