2015年から相続税が改正されるが、そのポイントは大きく5つ。「基礎控除額の減額」「最高税率の引き上げと税率の変更」「小規模宅地等の特例の拡充」「未成年者や障害者の控除額引き上げ」「贈与税の税率変更」だ。
最も注目すべきは「基礎控除額の減額」。現在は「5000万円+法定相続人の数×1000万円」なのが、「3000万円+法定相続人の数×600万円」に。その結果、相続税を払う人の割合は現在の倍以上になると予想されている。
その一方、「小規模宅地等の特例」で現在240平方メートルまでとされる自宅の敷地面積を330平方メートルまで広げるなど、減税につながる改正もある。
※女性セブン2013年9月26日号