今ではすっかり事務所の後輩との共演が多くなった中居正広(41才)だが、『劇場版 ATARU』(9月14日から全国公開)ではKis-My-Ft2の玉森裕太(23才)と共演。
「自分の役を一生懸命演じさせてもらい、役割を一生懸命果たせたと思います」と完成披露試写会(9月3日)で挨拶した玉森に、「玉はこの映画の撮影が2日間で終わったんですよ。すぐ『ぴんとこな』(TBS系)の方に。そういうところがあってちょっとイライラする」なんてお約束の後輩いじりを忘れない。
テンポよく繰り広げられていくふたりの会話で会場も笑いに包まれた。中居は後輩と共演するときは「笑い」をプラスし、普段より長く笑ったりするなど、心がけているのだそう。そんな中居先輩の背中を見ながら育っていく後輩たちとの絆を、共演するたびに深めていくのだろう。
ハリウッド俳優並みにパンパンに詰まったふたりのスケジュールの中で行われた本誌の撮影。「危ない、危ない」と妙に焦って登場した玉森に引き換え、「お待たせしました」と余裕の表情で現場入りした中居は、終始先輩としての貫録を見せていた。
撮影中、互いにメッセージを送ってもらった。まずは中居から玉森へ。
「もう俳優として出演しているわけだから“いち役者”として見ています。まだ20代だから好き嫌いなくなんでも挑戦していって欲しいなと思ってます」
玉森から中居へ。
「いつも勉強させてもらってます。人をいじっても傷つけるようなことはないし、瞬時の判断力がすごい。トークの教科書ですね」
※女性セブン2013年9月26日号