9月2日放送の『私の何がイケないの?』(TBS系)で、舅である徳光和夫(72才)を前に、次男・正行(41才)の妻でフリーアナウンサーの実鈴(みすず・30才)が、徳光の息子への甘やかしぶりについてこう噛みついた。
「お義父さんって、いつも褒めるんですよね、主人のことを。だからダメなのかなって思うんです」
1971年、徳光家の次男として生まれた正行は、幼い頃、父親と過ごす時間がほとんどなかったという。
小学校に入った頃、徳光は、『ズームイン!!朝!』(日本テレビ系)の司会を務めていて、平日は自宅のある神奈川県茅ヶ崎から離れ、都内で単身、生活をしていた。週末、たまに帰ってきても、連れて行ってくれたのは馬券売場ばかりだった。
「小中学校時代は、著名人の息子ということで“私立に行け”といじめられたりもしたそうです。ですから、当時、正行くんは徳光さんに対して、複雑な思いを持っていたようですよ。高校生になると、髪は金髪のロン毛で、同じような格好をした友達が自宅に出入りしたりと、ちょっと荒れていましたね。父親とは距離を置いていたみたいですよ」(徳光家の知人)
そして大学卒業後もミュージシャンを目指しながら、実家に居座り、親のすねをかじって生活する“ニート”状態だったという。当時のことを正行は、あるインタビューでこう語っている。
<今から考えれば年収も10万円くらいだった>
しかも、その生活は30才まで続いたという。
2001年、徳光が心筋梗塞で倒れる。正行は、このとき初めて「親父の仕事がなくなったらヤバイなぁ~」と焦り、フリーキャスターとしての仕事を始めた。
徳光の威光なのか、いきなり人気番組『5時に夢中!』(東京MXテレビ)の司会に決まり、さらには番組で出会った実鈴と結婚。人生が一変したかに見えた正行だったが、実際はいまでもお年玉を徳光からもらうなど、お坊ちゃま癖は抜けていなかったようだ。
都内の高級住宅街にある150平方メートル、4階建ての超豪邸。収入が少ないふたりが暮らすには、あまりにも分不相応なその家で正行夫妻は生活している。
「この辺りの地価は高く、1坪300万円以上するんです。建物もかなり豪華な造りですから、土地と建物合わせて、2億円ほどするのではないでしょうか」(地元の不動産業者)
ちなみに、この土地・建物は徳光の個人事務所が所有しており、徳光が正行に買い与えたと考えるのが普通だろう。
「季節ごとに旬の最高級食材を正行さんの自宅に送ったり、正行さんが“お金に困った”と言えば、ためらうことなく与えたりと至れり尽くせりなんです。徳光さんは、幼い頃に父親らしいことをしてやれなかったという負い目があるんですよ。ですから、正行さんにはどうしても甘くなっちゃうんです。だから正行さんは“働かなくてもいい”という思いを強くしてしまったんです」(テレビ局関係者)
※女性セブン2013年9月26日号