韓国の裁判所が新日鉄住金など日本企業に戦時中の元徴用工への個別賠償を命じる判決を言い渡した。48年前に解決済みであるにもかかわらずだ。こればかりか、日本で盗まれた仏像を日本へ返還させなかったり、靖国神社へ放火した中国人を引き渡さなかったりと常軌を逸したものまである。
韓国人には契約に関する独特な考え方があるといわれる。韓国と取引のあるゲーム機業界関係者が言う。
「多くの韓国人にとって契約は努力目標に過ぎません。契約締結後も『事情が変わった』と言って平気でさらなる条件を出してくるのは当たり前。一度締結した契約を変更したりすると製造単価が変わり、販売価格や納期に影響が出てきますが、韓国人はそういったところはお構いなし。韓国人との取引においては、契約締結が交渉の終わりではなく、むしろ始まりなのです」
韓国人のルールや秩序を無視した行動は国際社会でも眉をひそめられている。
FIFA(国際サッカー連盟)の規定に違反して東アジアカップ・日韓戦で「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた横断幕を掲げたことや、最近では、8月26日に潘基文・国連事務総長が韓国外交省で記者会見し、中立性が求められる立場を無視して「歴史に正しい認識を持ってこそ、他の国々から尊敬と信頼を受けるのではないか」などと日本批判を展開したことは、この国がまだとても国際社会で信頼と尊敬を得られないことを証明した。
諸外国の認識も同じだ。海外で国外追放を命じられた韓国人は2007年から2010年上半期までの4年間で2111人にものぼる。
過去には、イギリスで韓国人の飲酒運転が問題となり、ハングルで「飲酒運転禁止」と書かれた看板が登場した。今のままでは韓国は世界から信用されなくなるだろう。
※SAPIO2013年10月号