先日フットボールアワーの後藤輝基(39)が一般人女性との婚約を発表した。以前から後藤はトーク番組で彼女を「ぺろちゃん」と呼んでいることを明かしているが、彼女も後藤のことを「ぺろちゃん」と呼んでいるのだという。
互いに「ぺろちゃん」と呼び合うことに違和感を持たれるだろうが、交際相手の呼び名に気を遣う人は少なくない。というのも、うっかり元カノや元カレの名前を口に出してしまうと、思いも寄らぬ修羅場が生まれることもあるからだ。そんな「呼び間違い」による気まずい空気を回避するために、元カノと今カノに同じあだ名を付ける男性も存在する。IT系企業に勤める男性A氏が語る。
「高校時代に付き合っていた彼女に、元カノの名前で呼びかけてしまったことがあるんですが、激怒されていつまでも根に持たれていました。そこから5人の女の子と付き合ってきましたが、全員に『にゃん』という同じ呼び方で呼んで呼び間違いを回避しています。猫的な感じで。罪悪感はないですね、呼び間違えて怒らせるほうが悪いと思うから」
こうした傾向は男性だけではない。都内の女子大生Bさん(21歳)も付き合う男性の名前を統一しているという。
「私はカレシには必ず『だぁ』とか『だぁ様』って呼ぶんです。ダーリンから取ってるということにしてるので、どんな名前の人と付き合っても大丈夫」
しかしBさんは、SNSを通じて“失敗”をした苦い想い出もある。
「元カレたちから連絡が来ているところを彼氏に見られると気まずいので、元カレの名前をLINE上でそのまま『だぁ』にして、後ろに絵文字を付けて区別してたんです。
でもLINEって通知表示にしていると、向こうが登録している名前が表示されちゃうんですよ。それで彼にバレてしまって(笑)。だから通知を非表示にしないとダメなんです。
あとは、アドレス帳で元カレの名前を『だぁ』にしていた時、今の彼氏の『だぁ』本人の前で着信が鳴っちゃったので、『俺電話かけてないんだけど? それ誰?』って問いつめられたこともありますね。うっかりミスに気をつけたいです」(同前)