買い替えのタイミングが掴めず、何年も同じ家電を使い続けている人は少なくないだろう。しかし、家電の進化は早い。家電量販店を覗けば、操作面はもちろん、経済面などから見ても使い手に“やさしい”アイテムが増えていることに気づくはずだ。
では、実際にどんな「やさしい家電」が増えているのだろうか。家電コンシェルジュの神原サリーさんに聞いた。
「イメージしやすいところだと、高齢者に向けた家電がまず浮かびます。操作性のよさが考えられている、使い手にやさしい家電の代表格ともいえます。単に、文字表示やボタンが大きいというだけでなく、最近は、アクティブシニアという、定年を迎えても活動的なかたをターゲットにした、楽しく使えることをも重視したアイテムが増えています」(神原さん)
「やさしい」というのは、単に使い方が簡単、楽しいということだけではない。AllAbout家電ガイドの戸井田園子さんがこう話す。
「主婦としては、気になるのが家計や一緒に暮らす家族のこと。省エネで、環境にも家計にも負担が少ないことや、食べることで健康になれるということをサポートしてくれるのも“やさしい”といえますね。もちろん、これらに当てはまる家電はたくさんあります!」(戸井田さん)
※女性セブン2013年10月10日号